2018年1月にビッグマイナーチェンジが実施され、新型ヴェルファイアが発売されました。
新型では、エグゼクティブラウンジZが追加されるなど、前期型でもラインアップされていたエアロボディのグレードがさらに充実しています。
このページでは、エアロボディとスタンダードボディ(標準ボディ)のどちらを選ぶのがお得なのか?を解説しています。
装備内容やボディカラー、内装などの違いについては、下記ページで解説しています。
ハイブリッドの場合
新型ヴェルファイアハイブリッドの場合、エアロボディのグレードが4種類、スタンダードボディのグレードが4種類あります。
エアロボディ | 標準ボディ | 価格差 |
エグゼクティブラウンジ | エグゼクティブラウンジZ | +150,120円 |
V”L エディション” | ZR”G エディション” | +144,720円 |
V | ZR | +144,720円 |
X | Z | +205,200円 |
これらは完全に対になっており、グレードによって144,720円~205,200円ほどエアロボディの方が高くなっています。
しかしながら、エアロボディと標準ボディの違いはエアロであること以外にはありません。
- フロント、リヤ、サイドに専用のエアロパーツがついていることにより外観が変わること
- ボディカラーにエアロ専用色2色を選べること(標準ボディ専用色1色は選べない)
- 内装色が標準ボディはフラクセン、エアロはブラックとなること(エグゼクティブラウンジZはブラック&ホワイトもあり)
その他の装備内容や仕様には違いがありません。
(Xは16インチタイヤ、Zは17インチタイヤとなる。)
ですので、この価格差に見合う価値があると判断するかどうかが、ハイブリッドではエアロを選ぶか、標準ボディを選ぶかのポイントとなります。
「エアロの見た目を気に入った!」
「内装色はブラックがいい!」
「ダークレッドマイカメタリックがいい!」
などエアロを選ぶ理由のある方以外は、標準ボディの方がお得です。
3~5年程度で売却・下取りに出す予定のある方は、エアロの方が残価率が高い傾向にありますが、ハイブリッドよりもガソリン2.5Lの方が残価率は良いので、リセールバリューも考えるなら、ガソリン車の方がいいです。
ガソリン車の場合
ガソリン車の場合、ハイブリッドとは違い完全に対になっておらず、同レベルのグレードであっても微妙に装備内容は異なります。
エグゼクティブラウンジのみ、エアロ仕様以外の装備などの違いはありません。
グレードのレベル毎に価格差や装備の違いを見ていきます。
装備・スペックの違いには、エアロ仕様であること以外のことを記載しています。
エグゼクティブラウンジ
ボディ | 標準ボディ | エアロボディ |
グレード名 | エグゼクティブラウンジ | エグゼクティブラウンジZ |
価格(2WD) | 7,034,040円 | 7,183,080円 |
価格差 | – | +149,040円 |
装備・スペックの違い | 特になし |
エグゼクティブラウンジの場合、149,040円でエアロにするかスタンダードにするかの違いしかありませんので、予算と好みの問題ですね。
3.5Lグレード
3.5Lグレードの場合、標準ボディの「VL」の方がレベルの高い設定となっていますが、「ZG」に331,560円で本革シートを付けると、アルミホイール以外の装備差はなくなります。
そうすると価格差は「ZG」の方が73,440円高くなります。
この価格差でエアロ仕様が付くのはお買い得なので、3.5Lを買うならエアロボディの「ZG」がおすすめです。
ボディ | 標準ボディ | エアロボディ |
グレード名 | VL | ZG |
価格(2WD) | 5,205,600円 | 4,947,480円 |
価格差 | – | -258,120円 |
装備・スペックの違い | ||
アルミホイール | 17インチスパッタリング塗装 | 18インチ切削光輝+ブラック塗装*1 |
シート表皮 | 本革 | 合成皮革 本革*2(メーカーオプション331,560円) |
その他 | 読書灯 アクセサリーコンセント 2列目に快適温熱シート |
アクセサリーコンセント(メーカーオプション17,280円) |
*1:17インチメタリック塗装に変えると-31,320円。
*2:メーカーオプション(331,560円)で本革シートを付けると、読書灯、アクセサリーコンセント、2列目に快適温熱シートがセットでついてきます。
2.5L 7人乗り
2.5Lの7人乗りグレードは4種類ありますが、標準ボディは「V」のみとなります。
細かく装備内容が違うので、ご自身が欲しい装備と予算との兼ね合いでよく比較検討する必要があります。
下記表には、エアロ仕様以外での、価格差、装備の違いをまとめてあるので参考にしてください。
当サイトのおすすめは「Z“G エディション”」です。
「V」との価格差は+177,120円ながら、エグゼクティブパワーシート、ウェルカムパワースライドドア、パワーバックドアが付くなどコスパが良いです。
ボディ | エアロ | 標準ボディ | エアロボディ | |
グレード名 | Z“G エディション” | V | Z“A エディション” | Z |
価格(2WD) | 4,362,120円 | 4,185,000円 | 3,905,280円 | 3,735,720円 |
価格差 | +177,120円 | +270,720円 | +169,560円 | – |
装備・スペックの違い | ||||
アルミホイール | 18インチ(切削光輝+ブラック塗装)*1 | 17インチ(ハイパークロームメタリック塗装) | 18インチ | |
フロントガラス | UVカット+IRカット | UVカット | ||
運転席&助手席の窓 |
スーパーUVカット+IRカット+撥水機能付 |
スーパーUVカット*3 | ||
後席用サンシェード オートワイパー |
○ | × | ||
2眼LEDヘッドランプ LEDクリアランスランプ LEDアクセサリーランプ |
○ | |||
イルミネーション[デイライト]機能 LEDシーケンシャルターンランプ LEDコーナリングランプ |
△ (77,760円) |
× | ||
3眼LEDヘッドランプ イルミネーション[デイライト]機能 アダプティブハイビームシステム LEDシーケンシャルターンランプ LEDコーナリングランプ |
△ (115,560円) |
× | ||
デジタルインナーミラー | △ (64,800円) |
△ 75,600円 |
||
防眩インナーミラー | 自動 | 手動 | ||
シート表皮 | 合成皮革 本革(メーカーオプション331,560円)*2 |
合成皮革 | ファブリック | |
運転席 | 8ウェイパワーシート 快適温熱シート ベンチレーションシート |
6ウェイマニュアルシート | ||
ステアリングヒーター | ○ | × | ||
助手席 | 4ウェイパワーシート | 4ウェイマニュアルシート | ||
助手席オットマン | パワー | マニュアル | × | |
助手席スーパーロングスライドシート | × | ○ | × | |
コンソールボックス | 大型ハイグレード | ハイグレード | スタンダード | |
2列目シート | エグゼクティブパワーシート | リラックスキャプテンシート*4 | ||
ウェルカムパワースライドドア パワーバックドア |
○ | △ (54,000円) |
× | |
両側パワースライドドア (ワンタッチスイッチ付) |
○ | △ (66,960円) |
*1:17インチメタリック塗装に変えると-31,320円。
*2:メーカーオプション(331,560円)で本革シートを付けると、読書灯、アクセサリーコンセント、2列目に快適温熱シートがセットでついてきます。
*3寒冷地仕様(2WD:38,880円)で付けると、スーパーUVカット+IRカット+撥水機能付となります。
*4:Z“A エディション”にはエクストラロングラゲージモードが付きます。
2.5L 8人乗り
8人乗りの場合、完全に「X」に軍配が上がります。
「X」と「Z」の価格差は30万円以上ありますが、エアロ以外の目立った装備差はほぼありません。
正直、なぜこれほど価格差があるのか不明です。
ボディ | 標準 | エアロ |
グレード | X | Z |
価格(2WD) | 3,354,480円 | 3,692,520円 |
価格差 | – | +338,040円 |
装備・スペックの違い | ||
アルミホイール | 16インチ | 18インチ |
運転席&助手席の窓 | UVカット | スーパーUVカット |
ナノイー(フロント) | × | ○ |
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