ホンダ フリードが丸ごと分かる完全購入ガイド

ホンダ フリードが丸ごと分かる完全購入ガイド フリード

フリードってどんな車?

初代フリードホンダの誇る5ナンバー排気量1.5Lクラスのコンパクトミニバンが「フリード」です。
2008年5月29日に初登場し「運転しやすいサイズで、なおかつ室内空間にもゆとりあるコンパクトミニバン」というコンセプト通りスタイリッシュなデザインでコンパクトなボディは、街中での小回りが利き、運転が苦手な方や体の小さな女性でも運転しやすいです。

全長4215ミリ、全幅1695ミリ、全高1715ミリという小さなボディながら3列シートを備え、6人乗りの2列目はキャプテンシートとなっています。
(2列シートで荷室空間を広く取り車中泊などアクティブに使えるフリードスパイクは5人乗り)
ちなみに当初は7人乗り8人乗りの設定でしたが、サードシートの定員がかわり6人乗りと7人乗りになりました。

車名の由来はFreedom(自由)からの造語で、従来の常識にとらわれない自由な発想で追い求めたクルマという意味があります。
また、free(自由)+do(行動)という日常生活だけでなく遊びに使える自由なクルマという意味も込められています。
このコンセプトからくるユーザーライクな機能の数々はアクティブ派なユーザーに支持されています。

2010年に「FREED Spike(フリードスパイク)」、2011年に「FREED HYBRID(フリードハイブリッド)」「FREED Spike HYBRID(フリードスパイクハイブリッド)」とモデルチェンジを重ね、ついに2016年9月16日待望のフルモデルチェンジを実施しました。

新型フリードはどこが変わった?

フリード2代目2代目フリードは全長4265ミリ、全幅1695ミリ、全高1710ミリと初代フリードよりわずかにサイズアップしています。(初代は全長4215ミリ、全幅1695ミリ、全高1715ミリ)
これにより室内空間に余裕ができ1列目~3列目のシート間距離が90mm広くなっています。

見晴らしの良さを向上させるため、両端部分がさらに拡大されたフロントウィンドウを採用しておりさらに運転がしやすくなりました。

インテリア面でも様々なところが広くなっており、2列目シートスライド幅が36cm、スライドドアは66.5cmの大開口、1列目~3列目まで大人でも余裕のウォークスルーも可能となっています。
三列目シートも大きくなり乗り心地も良くなりました。
さらに低床化により乗り降りもしやすくなっています。
シートアレンジも増え初代モデルではできなかったフラットモードが可能になりちょっとした仮眠などもしやすくなっています。

燃費性能は、フルモデルチェンジ前の最終モデルの燃費がリッターあたり13.2km(ガソリン車)、21.6km(ハイブリッド車)となっています。
これでもミニバンとしては優秀な数字だとは思いますがフルモデルチェンジ後はリッターあたり19.0km(ガソリン車)、27.2km(ハイブリッド車)となっており、燃費を気にするユーザーにとっても大変魅力的なクルマとなっています。

安全性能では、ホンダの安全運転支援システム『Honda SENSING(ホンダセンシング)』を搭載。(※グレードにより標準装備、メーカーオプション、搭載不可あり)

前走車や対向車、歩行者との衝突回避を支援する衝突軽減ブレーキや、歩行者事故低減ステアリング等の事故回避機能の他に、運転者の負担を軽減してくれるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は適切な車間距離を取りながらオートクルーズしてくれる機能も搭載しています。