【新型シエンタ】ハイブリッドかガソリン車どっちがオススメ?

シエンタ

トヨタ シエンタには「ハイブリッド(2WD・7人乗り)」「ガソリン車(2WD・7人乗り)」「ガソリン車(4WD・6人乗り)」の3タイプがラインアップされています。

ここではそれぞれの違いや特徴を整理し、実際に乗ってみたときの乗り心地や使い勝手なども踏まえて、ハイブリッドとガソリンのどちらがおすすめか?選び方なども解説しています。

それぞれの特徴・違い

シエンタでは全グレードともハイブリッド車とガソリン車がラインアップされており、ファンベース以外のガソリン車では2WD(7人乗り)と4WD(6人乗り)を選ぶことができます。

車両本体価格を比較

ハイブリッドとガソリン車の車両本体価格を比較しています。

グレードハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
Gクエロ2,532,600円2,172,960円2,314,440円
G2,380,320円2,020,680円2,162,160円
X2,226,960円1,816,560円1,958,040円
ファンベースG2,340,360円1,980,720円
ファンベースX2,187,000円1,776,600円

ハイブリッドとガソリン車(2WD)との差額は、G系のグレードで359,640円、X系のグレードで410,400円となっています。

またハイブリッドとガソリン車(4WD)との差額は、G系:218,160円、X系:268,920円です。

乗り出し価格で比較する

自動車取得税や自動車重量税等の税金やエコカー減税、値引き額までを含めただいたいの乗り出し価格の違いを比較してみます。

比較するグレードは一番人気の「G」、値引き額は本体価格の10%(千円以下は四捨五入)、オプションは何もつけない状態とします。

ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
乗り出し価格2,255,987円1,993,547円2,148,727円
内訳
本体価格2,380,320円2,020,680円2,162,160円
値引き-24万円-20万円-22万円
自動車税*12,800円2,800円2,800円
自動車取得税59,500円50,500円54,000円
エコカー減税-59,500円-10,100円適用なし
自動車重量税22,500円22,500円36,900円
エコカー減税-22,500円-5,700円適用なし
自賠責保険料36,780円36,780円36,780円
販売店手数料(参考)65,727円65,727円65,727円
リサイクル料金10,360円10,360円10,360円

*1:自動車税は登録月によって月割りとなります。上記表では2月登録の1ヶ月分で試算しています。

参考)シエンタの月割りの自動車税一覧

4月5月6月7月
31,600円28,700円25,800円23,000円
8月9月10月11月
20,100円17,200円14,300円11,500円
12月1月2月3月
8,600円5,700円2,800円0円

ハイブリッドの場合、エコカー減税により自動車重量税・自動車取得税が100%免税となります。
ガソリン(2WD)の場合、エコカー減税により自動車重量税は25%、自動車取得税は20%減税となりますが、4WDの場合、エコカー減税対象外となり、自動車重量税も上がります。

エコカー減税によりハイブリッドとガソリン車の差額は6~9万円程度縮まります。

あくまで試算ですが、乗り出し価格で比較すると、ハイブリッドとガソリン(2WD)の価格差は262,440円、ハイブリッドとガソリン(4WD)との価格差は107,260円となります。

維持費(燃費や税金など)で比較

3年後の初回車検までの3年分の維持費をざっくりと比較しています。

燃費はハイブリッドの場合、より実燃費に近いWLTCモード燃費が公開されているのでそちらを利用、ガソリン車の場合、カタログ燃費(JC08モード)の80%で計算しています。

カタログ燃費ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
WLTCモード22.8km/L
JC08モード28.8km/L20.2km/L15.4km/L

ガソリン価格は140円/L、年間走行距離は1万kmとして計算しています。

1年目の維持費

購入月によって自動車税の請求が1年目にも来ますが、計算がややこしくなるので、とりあえず自動車税は2年目から発生としています。

ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
ガソリン代61,400円86,600円113,600円

計算式:10,000km÷実燃費×140円(100円未満は四捨五入)

2年目の維持費

ハイブリッドの場合、自動車税はグリーン化特例により概ね75%減税となります。

ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
ガソリン代61,400円86,600円113,600円
自動車税9,000円34,500円34,500円
年間合計70,400円121,100円148,100円

3年目の維持費

ハイブリッドはエコカー減税により初回車検の自動車重量税は免税となります。
2回目の車検からは15,000円。

4WDはエコカー減税対象外なので、本則税率が適用されず自動車重量税は2WDよりも高くなります。

ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
ガソリン代61,400円86,600円113,600円
自動車税34,500円34,500円34,500円
初回車検費用45,830円60,830円70,430円
(車検費用内訳)
自動車重量税免税15,000円24,600円
自賠責保険料25,830円25,830円25,830円
検査費用等約2万円約2万円約2万円
年間合計141,730円181,930円218,530円

エンジンまわりのスペック

ハイブリッドは「1.5Lエンジン+モーター」、ガソリン車は「1.5Lエンジン」となっており、ハイブリッド車とガソリン車での排気量の違いはありません。

ただしハイブリッド車とガソリン車ではエンジンの型式が変わり、最大トルクや最高出力などのエンジンのパワーが変わってきます。

さらにガソリン車には2WDと4WDの設定があり、どちらを選ぶかによって、エンジンの型式・パワーが変わってきます。 (ハイブリッドは2WDのみ)

ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
型式1NZ-FXE2NR-FKE1NZ-FE
総排気量1,496L
種類直列4気筒
使用燃料レギュラー
最高出力54(74)/4,80080(109)/ 6,00076(103)/ 6,000
最大トルク111(11.3)/ 3,600~4,400136(13.9)/ 4,400132(13.5)/ 4,400
燃料タンク容量424245
燃費(JC08)28.8km/L20.2km/L15.4km/L

またハイブリッドに搭載されるモーターの仕様は下記です。

型式2LM
種類交流同期電動機
最高出力45(61)
最大トルク169(17.2)

ハイブリッド車のエンジンとモーターを組み合わせたシステム全体の出力は 73kW(100PS)となっています。

車両重量&ボディサイズ

ボディサイズなど車両の寸法には大きな違いはありません。

車両重量はハイブリッドと4WDが60kg重くなっています。

ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
車両重量1,380kg1,320kg1,380kg
全長4,260mm
全幅1,695mm
全高1,675mm1,695mm
ホイールベース2,750mm
トレッド(フロント)1,480mm1,485mm
トレッド(リヤ)1,480mm1,470mm
最低地上高145mm130mm
室内長2,535mm
(ファンベース:1,900mm)
室内幅1,470mm
(ファンベース:1,490mm)
室内高1,280mm

それぞれの装備の違い

ハイブリッドとガソリン車の装備の違いを解説しています。

スペアタイヤ

最近はスペアタイヤを搭載しない車も増えてきましたが、シエンタではメーカーオプションではありますがスペアタイヤを追加することができます。

ただし、メーカーオプション(10,800円)でスペアタイヤを追加できるのはガソリン車(2WD)のみとなります。

ハイブリッド・ガソリン車(4WD)には追加できません。

スペアタイヤが付いていない場合、タイヤパンク応急修理キットが標準装備で搭載されます。

トヨタセーフティセンス

Gクエロ、G、ファンベースGなどG系のグレードではトヨタセーフティセンスは標準装備となりますが、X系のグレードではメーカーオプションとなります。

ハイブリッドだと43,200円で追加できますが、ガソリン車の場合81,000円となります。

メーター

ハイブリッドの場合、全グレート『マルチインフォメーションディスプレイ(4.2インチカラーTFT液晶+リヤシートリマインダー機能付)、ハイブリッド専用オプティトロンメーター(アンビエント照明付) 』となります。


マルチインフォメーションディスプレイ(4.2インチカラーTFT液晶+リヤシートリマインダー機能付)
ハイブリッド専用オプティトロンメーター(アンビエント照明付)

ガソリン車の場合、G系のグレードは『マルチインフォメーションディスプレイ(4.2インチカラーTFT液晶+リヤシートリマインダー機能付)、 オプティトロンメーター 』となります。

マルチインフォメーションディスプレイ(4.2インチカラーTFT液晶+リヤシートリマインダー機能付)
オプティトロンメーター

X系のグレードは『ドライブモニター(セグメント液晶)、 アナログメーター 』となります。
メーカーオプションでトヨタセーフティセンスを追加すればG系と同じマルチインフォメーションディスプレイとなります。

ドライブモニター(セグメント液晶)
アナログメーター

ステアリングホイール&スイッチ

G系のグレードの場合、ハイブリッド・ガソリン車ともに『本革巻き3本スポークステアリングホイール(ピアノブラック+サテンメッキ加飾付)+ステアリングスイッチ(マルチインフォメーション操作)』となります。

本革巻き3本スポークステアリングホイール(ピアノブラック+サテンメッキ加飾付)+ステアリングスイッチ(マルチインフォメーション操作)

X系のグレードの場合、ハイブリッドだと『ウレタン3本スポークステアリングホイール(ピアノブラック+サテンメッキ加飾付)+ステアリングスイッチ(マルチインフォメーション操作)』となります。

ウレタン3本スポークステアリングホイール(ピアノブラック+サテンメッキ加飾付)+ステアリングスイッチ(マルチインフォメーション操作)

ガソリン車の場合『ウレタン3本スポークステアリングホイール(ピアノブラック加飾付)』となります。

ウレタン3本スポークステアリングホイール(ピアノブラック加飾付)

クルーズコントロール

クルーズコントロールはG系グレードのハイブリッドのみ標準装備となり、ガソリン車およびX系(ハイブリッド)は非搭載(メーカーオプションでも追加不可)となります。

アクセサリーコンセント

ハイブリッドの『G』のみ、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントを2個、メーカーオプション(43,200円)で追加することができます。

ガソリン車はもちろん、上位グレードの「Gクエロ」だとハイブリッドでも追加できませんので注意が必要です。

エアコン

G系のグレードはハイブリッドもガソリン車も「オートエアコン&ダイヤル式ヒーターコントロールパネル」となっています。

G系のガソリン車(2WD)の場合、蓄冷エバポレーターが付いているので、アイドリングストップ中でも冷風を出し続けることが可能です。(実際はそれほど冷風は出ない。)

オートエアコン&ダイヤル式ヒーターコントロールパネル

X系のグレードの場合、ハイブリッドだとG系と同じですが、ガソリン車だと「マニュアルエアコン&ダイヤル式ヒーターコントロールパネル」となります。

マニュアルエアコン&ダイヤル式ヒーターコントロールパネル

アイドリングストップ

ガソリン車(2WD)にはアイドリングストップが標準装備となっています。

ガソリン車(4WD) には非搭載です。

サスペンション・トランスミッション

サスペンションは4WDのリヤにダブルウィッシュボーンを採用していますが、それ以外はトーションビームとなっています。

ガソリン車のトランスミッションはCVTです。

ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
サスペンションフロントマクファーソンストラット式コイルスプリング
リヤトーションビーム式コイルスプリングダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
トランスミッション電気式無段変速機自動無段変速機(Super CVT-i)

実際に乗ってみると感じるメリット・デメリット

カタログで比較したスペックや装備差だけでは分からない、実際に乗り比べてみたときに感じるメリット・デメリットをいくつか紹介しています。

アイドリングストップが若干ウザい

ガソリン車(2WD)にはアイドリングストップが標準装備となっています。

シエンタのアイドリングストップは割と良くできており、車が完全に停止した際にエンジンが止まり、アクセルを踏み込んだタイミングでエンジンが再始動します。

特にエンジン停止時の挙動は非常にスムーズでエンジンが止まったことに気がつかないほどです。

ですが、発車時のエンジン再始動時の振動と音は割と大きめなので、若干の不快感を感じます。

どうしてもアイドリングストップが邪魔な場合は、手動でOFFにすることもできます。

スイッチを押すだけなので簡単ですが、一度エンジンを切って、またエンジンをかけるとアイドリングストップが毎回ONに戻ってしまうのがうっとうしいです。

市販品のアイドリングストップキャンセラーを付ければ常時OFFにすることもできます。

ハイブリッドの場合、基本的には発車時にはモーターを使い、エンジンは始動しませんので、非常にスムーズな発進をすることができます。

アイドリングストップ車のエアコン(冷房)に難あり

冷房時、ハイブリッドの場合、ハイブリッドバッテリーからの電気を利用しています。

ガソリン車の場合、エンジンの力を利用しています。

ですのでハイブリッドでもガソリン車でもエアコン(冷房)を使うと燃費は落ちます。

また、ガソリン車の場合、アイドリングストップによりエンジンが停止してしまうと、冷房が出なくなり、ただの送風になってしまいます。

一応、G系のグレードには蓄冷エハボレーターという装備が付いており、エンジン停止中でも冷風を出せるようにはなっています。

ですが実際は冷房ほど冷たい風は出ず、真夏の暑い日にアイドリングストップされると、生ぬるい送風となり、かなりキツいです。

ハイブリッドのエアコン(暖房)に難あり

暖房時はハイブリッドでもガソリン車でも仕組みは同じです。

エンジンを冷やすための冷却水を使用するので、燃費が悪くなりにくいです。

冷却水という名前なので冷たい水かと思いがちですが、エンジンが暖まっている状態の冷却水は80~90℃程度あります。

これで空気を暖め温風を出しているわけです。

ハイブリッドの場合、エンジンが始動したり停止したりを繰り返しているので冷却水が暖まりづらく、それに伴い冷却水の温度も60~90度と少し低くなります。

ですので、ハイブリッドの方が暖房の効きが悪くなり、暖まるまでの時間も遅くなります。

また冬場の寒い時期だと、走行には必要なくても暖房を効かせるために自動的にエンジンを始動させるので、冬場はハイブリッドの燃費は極端に悪くなります。

もしハイブリッドにするのであれば、シートヒーター(運転席・助手席)やステアリングヒーターがセットになった「スーパーUVカット&シートヒーターパッケージ(39,960円)」をメーカーオプションで付けた方が良いでしょう。

ハイブリッドは給油回数が減る

非常に地味なメリットですが、ハイブリッドは燃費が良くなる分、ガソリンスタンドに給油に行く回数が少なく済みます。

ガソリンスタンドではタイヤの空気圧を見てもらったりと行くことによるメリットも多々ありますが、どうしても時間はロスしてしてしまいます。

「頻繁にガソリンスタンドに行くことが面倒だ!」という方は、ハイブリッドを選ぶのも手です。

ハイブリッドは環境に良い

ハイブリッドの方が燃費が良くなる分、走行距離あたりの二酸化炭素排出量は少なくなります。

ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
CO2排出量81g/km115g/km151g/km

「どうしても車に乗る必要はあるけども、少しでも環境に良いものを選ぶ。」という観点からハイブリッドを選ぶのも選択肢のひとつではないでしょうか?

ただし、エコロジーには走行時の二酸化炭素排出量だけでなく、車の製造工程やメンテナンス、廃棄時などにかかるコストや環境負担なども考慮する必要があります。

トヨタ シエンタのライフサイクルコストについて

ここらへんは一概に言い切れるものではないので、気になる方は調べてみてください。

参考)シエンタの環境性能|トヨタ(PDF)

アクセサリーコンセントは災害時などにも便利

ハイブリッドの「G」のみしか追加できませんが、アクセサリーコンセントが非常に便利です。

AC100V・1500Wと一般の家庭用コンセントと同様のコンテントを2個付けることができるので、家で使っている家電車で使うことができます。

特に重宝するのが地震などの災害時です。

家が停電になってしまっても、シエンタのバッテリーの充電が残っていれば、緊急用の電源として使うことができます。

街乗りが多いならハイブリッドが良い

ハイブリッドの大きなメリットのひとつは車の発進時にモーターの力を使うことで力強く、スムーズな発進ができる点にあります。

信号が多くストップ&ゴーの多い街中での運転ではハイブリッドのメリットを十分に享受することができます。

駅への送迎や近場への買い物などがメイン用途という場合はハイブリッドが便利です。

またハイブリッドは暖機運転が不要な点も大きいです。

通常、車を長持ちさせるためには、乗り出す時にエンジンをかけてすぐに走り出すのではなく、エンジンをかけたまま数分間止まっておく暖機運転をする必要があります。

エンジンをしっかり暖め、エンジンオイルを行き渡らせてから走り出さないと、エンジンに負担がかかりますし、燃費も悪くなります。

ただしハイブリッドの場合、エンジンが冷えているときはモーター走行を行うなど、エンジンの始動/停止を自動的に行ってくれるので、暖機運転は不要です。

ちょっとそこまで行きたいときにいちいち暖機運転するのは面倒なので、これは意外に大きなメリットです。

ハイブリッドは高速道路でパワー不足&燃費が落ちる

シエンタのエンジンのパワーは「ハイブリッド < ガソリン(4WD) < ガソリン(2WD)」の順に大きくなります。(モーターを加えても。)

その違いが顕著に出るのが高速道路です。

ハイブリッドのモーターは低速に強く高速には弱いので、高速道路ではモーター走行ではなくエンジンで走行します。

ハイブリッドの方がガソリン(2WD)よりも車両重量が60kgも重いので、エンジンのパワー不足は否めませんし、燃費も悪くなります。

おすすめはハイブリッド!

「ハイブリッドの方が燃費はいいけど本体が高いので、元を取るには10年~15年くらいかかる。
燃費が良いからという理由だけでハイブリッドを買うな!」とよく言われます。

確かにその通りなのですが、シエンタの場合、エコカー減税の恩恵も大きく、本体価格の差額もそこまで大きくならないので、コスパで考えてもお得なのはハイブリッドとなります。

簡単に計算してみましょう。

維持費の欄で計算したようにハイブリッドとガソリン車(2WD)の年間のガソリン代の差額は25,200円程度となっています。(年間走行距離1万km・ガソリン代140円/Lとした場合)

エコカー減税等も考慮した購入時の乗り出し価格の差額は262,440円となっており、車検やメンテナンスコストなども考慮するとハイブリッドとガソリンの初期費用の差を維持費で逆転するのは9年目となります。

年間走行距離がもっとたくさん乗るという場合やガソリン価格が高騰した場合なども考慮すると価格差の元を取るタイミングがもっと早くなる場合もあります。

年数内容ハイブリッドガソリン(2WD)差額累計
(ハイブリッド-ガソリン)
購入時乗り出し価格
ガソリン代
2,317,387円
2,080,147円+237,240円
2年目ガソリン代
自動車税
70,400円121,100円+186,540円
3年目ガソリン代
自動車税
車検費用
141,730円181,930円+146,340円
4年目ガソリン代
自動車税
補機バッテリー交換
115,900円146,100円+116,140円
5年目ガソリン代
自動車税
車検費用
156,730円181,930円+90,940円
6年目ガソリン代
自動車税
95,900円121,100円+65,740円
7年目ガソリン代
自動車税
車検費用
156,730円181,930円+40,540円
8年目ガソリン代
自動車税
補機バッテリー交換
115,900円146,100円+10,340円
9年目ガソリン代
自動車税
車検費用
156,730円181,930円-14,860円
10年目ガソリン代
自動車税
95,900円121,100円-40,060円
  • 4年毎に補器バッテリーの交換をしています。(ハイブリッド:約2万円、ガソリン:約2.5万円)
  • ハイブリッドは車両重量が重いのでタイヤの寿命がガソリン車よりも短くなる傾向がありますが、逆にブレーキパッドの寿命はハイブリッドの方が長くなるので、とんとんとして計算には入れていません
  • エンジンオイルなど基本的なメンテナンス費用はハイブリッドとガソリン車で違いがないため計算に入れていません。

上記表を見ると最初の数年はハイブリッドの方が高くついているように見えますが、シエンタを売るときのことまで考えると違ってきます。

ハイブリッドの方が本体価格が高い分リセールバリューも高くなるので、 3~5年で買い替えたとしてもハイブリッドの方がコスパは良くなります。

参考)シエンタ(グレードG)の下取り価格の目安

年式ハイブリッドガソリン(2WD)ガソリン(4WD)
3年落ち
(2016年式)
147万円
(新車時:215.7万円)
127万円
(新車時:183.3万円)
147万円
(新車時:196.4万円)

上記価格はトヨタ公式サイトの下取り参考価格情報によるシミュレーションです。

もちろん9~10年以上乗り潰す予定ならハイブリッドの方が維持費が安く済むためお得です。

さらに様々な装備面でもハイブリッドの方が良い装備が付いています。

よって当サイトのおすすめはハイブリッドです。

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