N-BOXはどんなクルマ?
「NEW NEXT NIPPON NORIMONO」(ニューネクストニッポンノリモノ)というキャッチコピーで、日本の軽自動車界に新しい価値を提供したのがホンダの「Nシリーズ」。
その作りは既存の軽自動車を凌駕するクォリティの高い品質で、シリーズ累計150万台を超える大ヒットとなっています。(2016年11月時点)
そんな「Nシリーズ」の中で一番の売り上げを誇るのが「N-BOX(エヌボックス)/N-BOXカスタム」です。
N-BOXはN-BOXカスタムとともに2011年11月30日に発売され、2012年12月、2013年12月、2015年2月、2015年11月と4度のマイナーチェンジを経て、現在(2017年1月)も初代モデルが現行モデルとして販売されています。
マイナーチェンジ内容は主に燃費性能の向上や装備内容の充実ですが、2015年2月のマイナーチェンジ時には、エクステリアデザインを発売以来初めて変更。
インテリアにも「360度スーパーUV・IRカットガラス」や「チップアップおよびダイブダウン機構付スライドリアシート」をオプション選択できるようにするなど割と大きめの進化を遂げました。
よって初代モデルは2011-2015年のマイナーチェンジ前の年式を前期型、2015年2月以降の年式を後期型と区別されます。
また、2012年7月に「N-BOX+(プラス)」、2014年12月に「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と2つの派生モデルも発売して現在も生産中となっています。
「N-BOX+(プラス)」は、レジャー・アウトドアや介護などの用途に向いているモデル、「N-BOX SLASH(スラッシュ)」はオーディオ機能にこだわった独創的なモデルとなっています。
N-BOXのフルモデルチェンジはいつ?
「N-BOX/N-BOXカスタム」は発売から5年経過し、2017年中のフルモデルチェンジが予想されています。
時期は夏頃という説と12月頃という説がありますが、新型シビックが夏に登場することをホンダが公表している反面、N-BOXに関しては現時点でアナウンスが無いこと、昨年8月に特別仕様車が出てから1年たっていないことを踏まえて、第45回東京モーターショー2017(2017年10月27日(金)から11月5日(日))で発表されるのではないかと思います。
フルモデルチェンジ内容の一番のポイントは「燃費性能がどれくらい向上するか?」でしょう。
N-BOXはライバル車であるスーパーハイトワゴン「タント」や「スペーシア」と比較して燃費性能では差をつけられているため、エンジンの刷新や車体の軽量化などを行い、クラストップレベルの燃費性能を狙ってくるものと思われます。
ただし、ハイブリッドの採用は予想の難しいところです。
少なくともアコード方式や未知の新方式のハイブリッドの搭載はないでしょう。
またホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」をメーカーオプションで選択できるようになるかもしれません。
確実に予想される装備はLEDヘッドライトの装備ですが、価格帯と立ち位置の関係から、シャトルやアコードなどのインラインタイプではないものになると思われます。
スタイルに関しては現在のホンダのトレンドにならってヘッドライトとグリルのつながったデザインをより強調するのではと思われます。
サイドビューも線が増えた感じになるでしょう。