新車であれば、試乗ができないということはほぼないですが、中古車の場合、試乗ができない場合が多いです。
それでも、試乗ができる場合もありますし、大型店などだと試乗用のコースを店内の敷地に用意している場合もあります。
また、エンジンをかけて少しだけ前後に動かすだけなら・・・という感じでOKしてもらえる場合もあります。
今回は、運良く試乗ができた場合に、チェックするべきポイントを解説したいと思います。
直進安定性やハンドルのぶれなどをチェック
直進しているときにハンドルから手を離してみて、勝手に右や左に寄っていったりせずにまっすぐ走るか。
ハンドルに変な振動やぶれなどがないか。
自分の運転しやすい位置にハンドルはあるか、また調整はできるか。
アクセス・ブレーキのチェック
走り出し時のアクセスの重さやレスポンスを確認します。
走り出し時のアクセスは重すぎないか、走行中に踏み込み量に応じてスムーズに加速・減速をするか。
ブレーキも同様に重さやレスポンスを確認します。
踏み込み量に応じて、きちんと思った場所に停止できるか。
また、ブレーキを踏んだ時に、キーキーという異音はしないかも確認。
異音がする場合は、ブレーキパッドが消耗していて交換時期が近いです。
店にもよりますが、ブレーキパッドの交換には、1万円前後の費用がかかります。
ミッションのチェック
MT(マニュアル)車の場合は、ギアの入りにくいところはなく、スムーズにシフトチェンジできるか。
クラッチは滑っていないか。
AT(オートマティック)車の場合は、D(ドライブ)で走行中のギアチェンジ時に、変なショックがなく、スムーズにシフトアップするかをチェックしましょう。
メーター類のチェック
スピードメーターやエンジン回転数(タコメーター)、水温計、燃料計などの表示部分をインストゥルメントパネル(インパネ)といいますが、インパネの表示がきちんと動作しているかを確認します。
実際の走行速度に応じてスピードメーターはきちんと動作しているか、走行中にメーター類が変にぶれたりしていないか。
乗り心地や運転のしやすさなど
その他、シートの座り心地や視界の広さ、静音性など、実際にこの車を買って、乗っているシーンを想像しながら、確認してみましょう。
コメント