内装・操作系のチェックは、シートなら実際に座ってみて、座り心地を確認したり、スイッチならひとつひとつ実際に動作させてみて、ちゃんと動作するか確認することが重要です。
あまりにもキズや汚れがひどい場合は、前のオーナーが大切に乗っていなかった可能性が高いので、メンテナンスなども定期的にきちんと受けていたとは考えられないので、あまりおすすめできません。
やはり中古車とはいえ、前のオーナーに大切にされてきた車を購入したいものですね。
ドア類
ドア類は運転席のドアだけでなく、助手席や後席のドア、またハッチバックなどすべてのドアを開閉してみて、変な異音や違和感などなく、きちんと開閉できるかどうか確認しましょう。
またパワースライドドアの場合、ちゃんと電動で開閉できるかどうかも確認しましょう。
運転席や助手席のドア
トランクルームやハッチバックのドア
電動スライドドアの場合は電動でちゃんと開閉できるかもチェック。
室内のニオイや汚れ
天井や室内のたばこのニオイや焦げ、シートやフロアマットの劣化具合などもしっかり確認しましょう。
ハンドルの革の握り具合なども確認しておきましょう。
また、実際にエンジンをかけさせてもらって、スムーズにエンジンがかかるかもチェックしたいです。
天井や室内のにおいや汚れをチェック
シートの汚れや劣化具合もチェック
フロアマットの汚れや劣化具合もちゃんとチェック
ハンドルの握り具合も大事なポイントです。
ライト類
室内灯やハザード・ウィンカー、ヘッドライトなどライト・ランプ類も全部スイッチを入れてみて、しっかり点灯または点滅するかどうか確認しましょう。
もしライトが切れていると交換しないといけないので、別に費用がかかってきてしまいます。
またドアの開閉に連動して点灯する室内灯はちゃんとドアの開閉に反応するかどうかも見ておきましょう。
また、ブレーキランプも実際に販売店の人にでもブレーキを踏んでもらってちゃんと点灯するか確認しましょう。
ウィンカーがきちんと点滅するか前後左右のライトを全部チェック。
ちなみに点滅速度が異常に速い場合は交換時期です。
ヘッドライトもちゃんと点灯するか確認を忘れず。
スモールライトやフォグライト(付いているモデルの場合)などもチェック。
ルームライトもきちんと点灯するか確認。
エアコン
エアコンはきっちり動作するかどうかも忘れずにチェックしましょう。
もちろん冷房と暖房の両方を確認します。
また、その際にすべての送風口からきちんと風が出ているか、嫌なニオイもしないか確認します。
もしエアコンから嫌なニオイがする場合は、エアコン内部のエバポレーターという部分にカビが繁殖している可能性が高いです。
その場合、ディーラー等で簡易的な洗浄はできますが、効果は半年~1年程度です。
根本的な解決には、エアコンを分解して洗浄する必要がありますが、その場合10万円近い費用がかかります。
スイッチ類
サイドミラーが電動の場合は、ちゃんと動くかどうか、パワーウィンドウの場合、ボタンでちゃんと開閉できるかどうか。
ライトはちゃんとつくか、指示器はちゃんと出るか、ワイパーはちゃんと動くかなど、スイッチというスイッチは全部、動かして実際の動作を確認しましょう。
運転席だけでなく、助手席や後席なども確認しましょう。
ワイパーはウォッシャー液がちゃんと出るかどうかも確認します。もし水が入っていない場合は、販売店の人に入れてもらいましょう。
ちゃんとしたお店であれば、水を入れてください。といえば、快く応じてくれるはずです。
サイドミラーの調整やスライドドアの開閉などちゃんと電動で動くかどうかも確認。
パワーウィンドウもちゃんと電動で開閉できるかどうかを確認。
全部開けきってから閉めきるまでの一連の動作を確認しましょう。
途中までは動くけど途中から重たくなるなどの場合もありますので。
ライトはちゃんと付くか、ウィンカーはちゃんと付くかなどスイッチは全部実際に入れてみて動かして確認します。
ワイパーも実際に動かしてみてチェック。
カーナビ・ETC車載器・オーディオ類
カーナビはちゃんと動くか、オーディオ類はCDなどのメディアをちゃんと出し入れできるか。(メディア持参で行きましょう!)
カーナビは実際に操作してみてちゃんと動くかを確認。
オーディオもCDやDVDなどを持参していき実際に音がなるか映像がちゃんと映るかを確認します。
ETC車載器は、ETCカード持参で行き、ちゃんとETCカードを認識するか。を確認します。
備品・装備品
発煙筒(非常信号灯)の有効期限が切れていないかもしっかりチェック。自分で買っても安いものですが、買わないで済むなら超したことはありません。
定期点検記録簿や取扱説明書もあるに超したことはありません。
特に定期点検記録簿はそれまでの点検記録を確認することができますし、ちゃんと記録されていれば、きちんとメンテナンスされて大事に扱われていた車だなと分かります。
また、スペアキーもチェック。
最近の車にはスペアタイヤが積まれていないタイプが多くなってきましたが、スペアタイヤアリの車の場合は、スペアタイヤとジャッキの有無もチェックしましょう。
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