いよいよ販売店へ出向いて実車確認です。
実車を確認する手順はしっかり把握しておかないと、店を出てから「あっ!あの部分を確認するのを忘れた!」となりがちですので、チェックする項目を予めチェック表にまとめておいて、忘れずに確認するようにしましょう。
実車チェックするポイント
プライスボード
今までに中古車を購入したことのない方でも、中古車販売店の前を通ったときに、「おっ!あのベンツは100万円か~!」なんて、でかでかとフロントガラスにつけられたプライスボードを見たことがあると思います。
プライスボードは、社団法人「自動車公正取引協議会」が定めた自動車公正競争規約によって、正しく表記することが義務づけられていますので、必須項目がきちんと表記されているか確認するようにしましょう。
外観
主に、キズやへこみがないかどうかを確認します。
また、ドアなど外から開閉できるところは、すべて開閉してみて、きちんと開閉できるか、異音などはないかどうかを確認します。
当然ですが、中古車ですので、新車のようにキズやへこみがまったくないと言うことはありませんので、キズやへこみがある中古車は買ってはいけないということでなく、価格にきちんと見合っているかどうかを確認することが目的です。
いざ購入してから、『こんなところにキズがあったなんて知らなかった!騙された!』なんて言っても、見落とした自分の責任ですので、返品や保障などは基本的にできませんので、注意しましょう。
もちろん、まっとうなお店であれば、主なキズやへこみ、不具合箇所などはきちんと説明してくれるはずです。
内装・操作系
ダッシュボードやドリンクホルダー、フロアマット、シートなど内装の具合を確認します。
見るだけでなく、実際に運転席や助手席などに座ってみて、つけられるスイッチなどは全部動かしてみて、ライトがきちんと付くかどうか、オーディオはちゃんと鳴るかどうか、など実際に動くかどうかも確認しましょう。
また、あまりに内装が汚い車は、前オーナーが丁寧に乗っていなかった可能性が高いので、メンテナンスなどもきちんとされていなかった確率が高いですので、できれば避けた方が無難です。
点検整備記録簿や備品は揃っているか
スペアキーや取扱説明書などの備品は揃っているかどうかも確認しておきましょう。
また、点検整備記録簿があるかどうかも大事なポイントです。
点検整備記録簿があれば、走行距離や交換備品などこれまでのメンテナンス状況なども把握できるます。
エンジンルーム
車については詳しくないからエンジンルームを見たところで、違いなんて分からないという方も多いとは思いますが、やはり車の心臓部分と言える箇所ですので、きちんと確認した方がいいです。
エンジンルームの確認の仕方についてはこちらで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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