このページでは、N-BOXカスタムのグレードによる内装、外装、装備などの違いや、おすすめグレードの紹介をしています。
N-BOXカスタムのグレード選びで迷っている方は参考にしてください。
N-BOXカスタムのグレード概要
グレード一覧とそれぞれの特徴
※型式は全グレードともに、FFが「DBA-JF1」、4WDが「DBA-JF2」となっています。(N-BOXと同じ)
グレード | 特徴 |
G | カスタムのベースグレード。
N-BOXのGから21万円アップでカスタムパーツと装備を追加。 |
G・Lパッケージ G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル |
Gに8万円追加で、以下を標準装備。
さらに以下をメーカーオプションで追加可能に。
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G・ターボLパッケージ G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル |
G・Lパッケージから11万円アップで以下を追加。
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特別仕様車 SSパッケージ 特別仕様車 SSブラックスタイルパッケージ 特別仕様車 SSパッケージ 2トーンカラースタイル |
G・Lパッケージから8.5万円アップで、以下を追加。
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特別仕様車 ターボSSパッケージ 特別仕様車 ターボSSブラックスタイルパッケージ 特別仕様車 ターボSSパッケージ 2トーンカラースタイル |
G・ターボLパッケージから8万円アップで、G・ターボLパッケージではメーカーオプションの以下を標準装備。
G・ターボLパッケージでは4WDのみの設定となっている「運転席&助手席シートヒーター」をFFにも標準装備。 |
基本は、「G」と「G・Lパッケージ」の2種類
N-BOXにはあった廉価グレードである「C」の設定がなく、「G」からとなっています。
「G」と、「G」に装備をいくつか追加した「G・Lパッケージ」の2種類が基本のグレード展開です。
さらに2013年5月、鈴鹿スペシャル(Suzuka Special)の頭文字を取った特別仕様車「SSパッケージ」が追加されています。
「G・Lパッケージ」に特別仕様の装備を追加したのが「特別仕様車 SSパッケージ」、「G・ターボLパッケージ」に追加したのが「特別仕様車 ターボSSパッケージ」です。
2016年8月には、「特別仕様車 SSパッケージ」「特別仕様車 ターボSSパッケージ」に、オールブラックのアルミホイールや黒塗装のフロントグリルなど、高級感を増す装備を追加した「ブラックスタイル」も登場しました。
N-BOXおなじみの2トーンカラースタイルはN-BOXの4パターンに対して、カスタムでは5パターンの展開となっています。
全グレード「FF(前輪駆動)」「4WD(4輪駆動)」を選択できる
N-BOXと同じく全グレードFF(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)を選択可能です。
FFと4WDの価格差は、N-BOXと同じく13万円です。
ターボ付きエンジン
「G・Lパッケージ」「特別仕様車 SSパッケージ」は11万円アップでターボエンジンにできます。
ターボグレードにすると、クルーズコントロールやパドルシフトなどの追加装備もセットで付いてくるほか、フォグライトがLEDになったり、シートがプライムスムース&トリコットコンビシートになったり、ステッチ入りの本革巻ハンドルになったりと追加される装備が充実しています。
項目別に見るグレードごとの違い
価格
ベースモデルの同グレードと比較するとだいたい20万円前後の価格アップとなっています。
グレード | 価格 | |
FF | 4WD | |
G | 148万円 (60%/50%) |
161万円 (60%/50%) |
G・Lパッケージ | 156万円 (60%/50%) |
169万円 (60%/50%) |
特別仕様車 SSパッケージ | 164.5万円 (60%/50%) |
177.5万円 (60%/50%) |
特別仕様車 SSブラックスタイルパッケージ | 164.5万円 (60%/50%) |
177.5万円 (60%/50%) |
G・ターボLパッケージ | 167万円 (20%/25%) |
180万円 (対象外) |
特別仕様車 ターボSSパッケージ | 175万円 (20%/25%) |
188万円 (対象外) |
特別仕様車 ターボSSブラックスタイルパッケージ | 175万円 (20%/25%) |
188万円 (対象外) |
G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル | 161.94万円 (60%/50%) |
174.94万円 (60%/50%) |
特別仕様車 SSパッケージ 2トーンカラースタイル | 170.44万円 (60%/50%) |
183.44万円 (60%/50%) |
G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル | 172.94万円 (20%/25%) |
185.94万円 (対象外) |
特別仕様車 ターボSSパッケージ 2トーンカラースタイル | 180.94万円 (20%/25%) |
193.94万円 (対象外) |
燃費
ベースモデルとパワートレーンやボディサイズは同じながら、エクステリアが重厚になった分、車両重量は若干増えています。
その関係かターボモデルではベースモデルよりも燃費は少し落ちます。
グレード | 燃費(JC08モード) | |
FF | 4WD | |
G G・Lパッケージ 特別仕様車 SSパッケージ 特別仕様車 SSブラックスタイルパッケージ G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル 特別仕様車 SSパッケージ 2トーンカラースタイル |
25.6km/L | 23.6km/L |
G・ターボLパッケージ 特別仕様車 ターボSSパッケージ 特別仕様車 ターボSSブラックスタイルパッケージ G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル 特別仕様車 ターボSSパッケージ 2トーンカラースタイル |
22.0km/L | 20.8km/L |
外装(エクステリア)
ボディカラー(標準スタイル)
ボディカラー(標準スタイル)は全部で7色展開。
ブラックスタイルのみ「プレミアムホワイト・パールⅡ」「クリスタルブラック・パール」「ブリティッシュグリーン・パール」「プレミアムベルベットパープル・パール」の4色のみとなります。
ボディカラー |
ボディカラー(2トーンカラースタイル)
ボディカラー(2トーンカラースタイル)は全部で5パターン。
ボディカラー |
ホイール
ホイールはターボモデルで15インチのアルミホイール。
ノンターボで14インチのアルミホイール(Gのみスチールホイール)となっています。
グレード | ホイール |
G | |
G・Lパッケージ 特別仕様車 SSパッケージ |
|
G・ターボLパッケージ 特別仕様車 ターボSSパッケージ |
|
G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル 特別仕様車 SSブラックスタイルパッケージ 特別仕様車 SSパッケージ 2トーンカラースタイル |
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G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル 特別仕様車 ターボSSブラックスタイルパッケージ 特別仕様車 ターボSSパッケージ 2トーンカラースタイル |
内装(インテリア)
内装はベースモデルにあったベージュの選択はなくなり、ブラックのみとなっています。
G以外のグレードになると、インパネやフロントドアにガーニッシュ(装飾パネル)がつき、フロントドアのハンドル、セレクトレバーボタン&シャフト、エアコンアウトレットノブなどがクロームメッキ加飾となるなど高級感が増しています。
内装色(標準ボディカラーの場合)
グレード | 内装 |
G | |
G・Lパッケージ | |
特別仕様車 SSパッケージ | |
G・ターボLパッケージ | |
特別仕様車 ターボSSパッケージ |
内装色(ブラックスタイル)
特別仕様車 SSブラックスタイルパッケージ | |
特別仕様車 ターボSSブラックスタイルパッケージ |
内装色(2トーンカラースタイルの場合)
ボディカラー | 内装 |
G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル |
|
特別仕様車 SSパッケージ 2トーンカラースタイル |
|
G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル |
|
G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル |
シート
シートは全グレード「アレルクリーンシート」となっており、ダニや花粉などのアレルゲン物質がシートに付着した際にそれらの活動を抑制することで、アレルギー反応を抑える効果があります。
またターボ付きグレードになると、柔らかくしっとりとした質感のレザー調素材「プライムスムース」にトリコット生地を組み合わせた汚れやシワに強く耐久性のあるコンビシートとなっています。
グレード | シート |
G G・Lパッケージ 特別仕様車 SSパッケージ G 特別仕様車 SSブラックスタイルパッケージ |
|
G・ターボLパッケージ 特別仕様車 ターボSSパッケージ |
|
G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル 特別仕様車 SSパッケージ 2トーンカラースタイル |
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G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル 特別仕様車 ターボSSパッケージ 2トーンカラースタイル |
|
特別仕様車 ターボSSブラックスタイルパッケージ |
ステアリングホイール
ステアリングホイールは以下表のグレードのみ、本革を手巻きで仕上げ、メーターの照明色と同じ色の縫製で仕上げた手触りの良いハンドルとなっています。
G・ターボLパッケージ 特別仕様車 ターボSSパッケージ |
|
特別仕様車 ターボSSブラックスタイルパッケージ | |
G・Lパッケージ 2トーンカラースタイル G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル 特別仕様車 SSパッケージ 2トーンカラースタイル 特別仕様車 ターボSSパッケージ 2トーンカラースタイル |
グレード毎の主要装備比較
全グレード標準装備
※黄色マーカーはN-BOXカスタムから全グレード標準装備になったもの。(N-BOXの場合、設定なしかグレード毎設定)
種別 | 装備 |
安全装置/運転支援機能 |
|
快適装備/メーター |
|
インテリア |
|
エクステリア/ガラス |
|
足回り/走行関連メカニズム |
|
グレード別主要装備比較表
※○が標準装備、△はメーカーオプション
装備/グレード | G | G・L (2トーン含む) | G・SS (2トーン、ブラックスタイル含む) | G・ターボL (2トーン含む) | G・ターボSS (2トーン、ブラックスタイル含む) |
---|---|---|---|---|---|
あんしんパッケージ | △ | △ | △ | △ | ○ |
クルーズコントロール | ○ | ○ | |||
ハイマウント・ストップランプ | ○ | ○ (LED) | ○ (LED) | ○ (LED) | ○ (LED) |
スライドドアイージークローザー(リア両側) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
パワースライドドア(リア左側) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
パワースライドドア(リア右側) | △ | ○ | ○ | ○ | |
運転席&助手席シートヒーター | ○ (4WDのみ) | ○ (4WDのみ) | ○ | ○ (4WDのみ) | ○ |
チップアップ&ダイブダウン機構付リアシート(5:5分割式)(2段リクライニング付) | ○ | ○ | ○ | ||
チップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシート(5:5分割式)(4段リクライニング付) | △ | ○ | △ | ○ | |
シートバックテーブル(運転席/助手席)(コンビニフック付) | △ | ○ | △ | ○ | |
プライムスムース&トリコットコンビシート | ○ | ○ | |||
左右独立式センターアームレスト | ○ | ○ | ○ | ○ | |
インテリアイルミネーション | ○ | ○ | ○ | ○ | |
360°スーパーUV・IRカットパッケージ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
UVカット機能付フロントウインドウガラス | ○ | ||||
高熱線吸収/UVカット機能付ガラス(フロントーコーナー/フロントドア) | ○ | ||||
高熱線吸収/UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア/リアクォーター/テールゲート) | ○ | ||||
フォグライト | ○ | ○ | ○ (LED) | ○ (LED) | ○ (LED) |
フォグライトガーニッシュ | ○ (クロームメッキ/黒塗装) | ○ (クロームメッキ/黒塗装) | ○ (クロームメッキ/黒塗装) |
||
LEDポジションランプ | ○ | ○ | ○ | ||
親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラス | ○ (4WDのみ) | ○ (4WDのみ) | ○ | ○ (4WDのみ) | ○ |
パドルシフト | ○ | ○ |
おすすめグレードと選び方のポイント
おすすめグレードは「G・ターボLパッケージ」
カスタムGから19万円アップ、カスタムG・Lパッケージから11万円アップとなりますが、価格アップの割に追加される装備が充実していて割安でお得です。
特に、「ターボエンジン」「両側パワースライドドア」が付くのは大きいです。
カスタムに乗るならやっぱり「ターボ」は欲しい
ベースタイプとカスタムとでエンジン性能は変わりないものの、カスタムの方が車重が重くなるため660cc自然呼気エンジンだと少しパワー不足を感じる場面が多くなるかもしれません。
多少、燃費は悪くなってしまいますが、高速道路や山道などを走る機会が多い方はターボ車にした方が無難です。
カスタムの精悍なフロントグリルにもターボのパワフルなエンジンが似合います。
主に加速面でのエンジンパワーの目安である最大トルクは、ターボタイプになると自然呼気エンジンの161%程度になります。
反面、燃費は86%程度になり、パワーが増す分、燃費は落ちますが、パワーの上昇程度と比較して燃費の悪化率の方が小さいのもポイントです。
さらに、ターボ車になると標準搭載されるタイヤ・ホイールが14インチから15インチに変わります。
15インチになることによってハンドリングが少しばかりシャープになりキビキビしたコーナリングができるようになります。
N-BOXはスーパーハイトワゴンのため少しロールが大きいですが、15インチになることによってコーナーでの安定性が増します。
反面、15インチになると多少、乗り心地が硬くなりゴツゴツした感じにはなってしまいますので、ここらへんは実際に試乗して確認した方がいいかと思います。
育児世帯なら両側スライドドアは欲しい
「カスタムG・Lパッケージ」では両側パワースライドドアはメーカーオプションで54,000円となっていますが、「「G・ターボLパッケージ」」になると、ターボエンジン、クルーズコントロール、パドルシフトなどが付いた上で、両側パワースライドドアも標準装備となります。
小さい子供を乗せるならやはりどちらからでも簡単・安心に乗り降りできる両側パワースライドドアはついていた方がいいでしょう。
あんしんパッケージとスライドリアシートをどうするか?
フロント・リアのサイドエアバッグに加え、低速時の自動ブレーキとアクセスとブレーキの踏み間違いをカバーしてくれるあんしんパッケージは、安心・安全のためにも付けたいところ。
「G・ターボLパッケージ」ではあんしんパッケージはメーカーオプションで61,560円となっています。
さらにリアシートを前にスライドできる機能「スライドリアシート」もメーカーオプションで32,400円。
「G・ターボLパッケージ」に両方付けると93,960円。
特別仕様車 ターボSSパッケージとの価格差は8万円なので、もし両方付けるならわずかですが、特別仕様車 ターボSSパッケージにした方が割安です。
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