低重心で安定した走りが魅力
ホンダのジェイドは元々、2013年に上海モーターショーに出展され中国市場を中心に投入されたグローバルカーです。
日本では2015年2月に販売開始しましたが、中国仕様では2列シート5人乗りと3列シート6人乗りがラインアップされていますが、日本仕様では3列シート6人乗り向けのみの展開となっています。
ボディサイズはオデッセイとストリームの中間くらいで外観を見ただけでは3列目があるようには見えずショートワゴンのような印象となっています。
とはいえ2列目シートは約170mmのロングスライドが可能となっており、見た目以上のゆとりある乗り心地を実現しています。
3列目は狭く床下格納式のため普段はラゲッジスペースとして使い、急に乗車人数が増えたときに出すというような使い方となるでしょう。
そのため想定ターゲットとしては子育て世帯ではなく、ディンクスなど子どものいない夫婦や子どもが独立した熟年夫婦などになるでしょう。
ホンダの予想に反して発売当初から販売台数はふるわず早々に不人気車になってしまっているので、新車でも中古車でもコスパを重視した車がほしい方には狙い目の車種と言えるかも知れません。