全幅が広くカーブでも安心した走りが魅力
マツダのビアンテは、8人乗りのミニバンです。
2006年にワンボックス型の「ボンゴフレンディ」が販売を終えてから、マツダのワンボックスミニバンはラインナップが無い状態でした。
一方でノアやステップワゴンのような他社のミニバンが人気となり、このミニバン人気に対応するために「ビアンテ」が開発されました。
ボディサイズは全長4,715mm、全幅1,770mm 、全高1,835mmと同クラスのミニバンの中でも大きめでMクラストップの室内空間を確保しています。
エクステリアは個性的で、特に特徴的なのがフロント周りです。
歌舞伎の「陣取り(役者がつける化粧法)」をモチーフにしているというフロントマスクは鋭い印象で、フロントライトがボディを回り込んでいる独特なデザインとなっています。
2013年5月にはマイナーチェンジを行い「スカイアクティブテクノロジー」を搭載しパワートレインを刷新しています。
発売から9年、マイナーチェンジから4年経過し、そろそろフルモデルチェンジが期待される時期でありますが、2018年3月を目処にマツダはミニバンから撤退し、ビアンテは現行モデルで生産終了する予定です。