【新型アルファード30系後期型】グレードごとの違い、おすすめグレードは?

アルファード

アルファードがビッグマイナーチェンジを実施し2018年1月8日に新型アルファードが発売開始されました。

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アルファードのグレードは数が多くグレード選びがちょっとややこしいです。
ここではアルファードのグレードごとの特徴や概要を整理し、グレードの選び方やおすすめグレードの紹介をしています。

 

アルファードのグレードの概要

アルファードには標準ボディとエアロボディのグレードがあり、それぞれにハイブリッド車とガソリン車が設定されています。

グレードによる違いは標準装備と選択できるメーカーオプションの違いです。
車種によってはグレードの違いによって安全装備やエンジンなどもまったく違ったりしますが、アルファードの場合、トヨタセーフティセンスなど基本的な安全装備は全グレード標準装備となっています。

エンジンも同じ(ガソリン車は2.5L直4か3.5LV6の2種類)なので、グレードによる違いは内装(インテリア)の豪華さや快適性・実用性アップ、外装(エクステリア)の装備の違いといったものが主となっています。

ハイブリッドのグレード種類とそれぞれの特徴

アルファードハイブリッドのグレード展開は、標準ボディが「X」「G」「G“F パッケージ”」「エグゼクティブラウンジ」の4種類、エアロボディが「S」「SR」「SR“C パッケージ”」「エグゼクティブラウンジS」の4種類で、標準ボディとエアロボディを合わせると8種類です。

エンジンはすべて同じ(2.5L直列4気筒DOHC)にモーターという組み合わせです。

「X」のみ、2列目がベンチシートの8人乗りか、キャプテンシートの7人乗りを選ぶことができます。他は7人乗りのみ。

グレード 特徴
X ハイブリッドで一番安いベースグレード。
ガソリン車のXよりも装備は充実。
7人乗りか8人乗りを選択可能。
G Xよりも装備内容を充実させた上級グレード。
G ”Fパッケージ” Gの装備内容をさらに充実させたGの上位版グレード。
エグゼクティブラウンジ 他グレードではメーカーオプションとなっているような装備も標準装備している全部入りの最上級グレード。
S Xの装備内容に専用エアロパーツを加えたエアロボディタイプ。
SR Gの装備内容に専用エアロパーツを加えたエアロボディタイプ。
SR “Cパッケージ” G ”Fパッケージ”の装備内容に専用エアロパーツを加えたエアロボディタイプ上位版。
エグゼクティブラウンジS 他グレードではメーカーオプションとなっているような装備も標準装備している全部入りの最上級グレードのエアロボディ仕様。

ガソリン車のグレード種類とそれぞれの特徴

ガソリン車のグレード展開は、標準ボディが「X」「G」「GF」「エグゼクティブラウンジ」の4種類、エアロボディが「S」「S“A パッケージ”」「S“C パッケージ”」「SC」「エグゼクティブラウンジS」の6種類です。

乗車定員は「X」は8人乗りのみ、「S」は7人乗りと8人乗りを選択可能。
他は7人乗りとなっています。

計9種類となりますが、グレードごとにエンジンが違います。

グレード 排気量
エグゼクティブラウンジ
GF
エグゼクティブラウンジS
SC
3.5L V型6気筒DOHC
G
X
S “Cパッケージ”
S “Aパッケージ”
S
2.5L 直列4気筒DOHC

グレードごとの特徴を簡単に言うと以下の表のような感じです。

グレード 排気量 特徴
X 2.5L 最廉価のベースグレード。
8人乗りのみ。
G 2.5L Xよりも装備内容を充実させた上級グレード。
GF 3.5L Gの装備内容をさらに充実させたGの上位版グレード。
エグゼクティブラウンジ 3.5L 全部入りの最上級グレード。
3.5L V6エンジンを搭載
S 2.5L Xの装備内容をベースに専用エアロパーツを付けたエアログレード。
7人乗りか8人乗りを選択可能。
S “Aパッケージ” 2.5L Sの装備内容をさらに充実させたSの上位版グレード。
S “Cパッケージ” 2.5L Gの装備内容をベースに専用エアロパーツを付けたエアログレード。
SC 3.5L S “Cパッケージ”とほぼ同じ装備内容の3.5L V6エンジン版
エグゼクティブラウンジS 3.5L 全部入りの最上級グレードのエアロボディ仕様。

項目別で見るグレードによる違い

価格

ハイブリッドでは、一番安いグレードが「X(8人乗り)」の4,363,200円、一番高いグレードが「エグゼクティブラウンジS」の7,508,160円で、その差は300万円以上にもなります。

ガソリン車では、一番安いグレードが「X(8人乗り)2WD」の3,354,480円、一番高いグレードが「エグゼクティブラウンジS 4WD」の7,377,480円で、その差は400万以上です。

価格と装備内容をきちんと比較してグレード選びをしたいところです。

グレードエンジン乗車定員駆動方式車両本体価格
エグゼクティブラウンジ(ハイブリッド)2.5L直4+モーター7人E-Four7,358,040円
G"Fパッケージ"(ハイブリッド)2.5L直4+モーター7人E-Four5,529,600円
G(ハイブリッド)2.5L直4+モーター7人E-Four4,975,560円
X(ハイブリッド)2.5L直4+モーター7人E-Four4,405,320円
X(ハイブリッド)2.5L直4+モーター8人E-Four4,363,200円
エグゼクティブラウンジ3.5L V67人FF/2WD7,034,040円
エグゼクティブラウンジ3.5L V67人4WD7,227,360円
GF3.5L V67人FF/2WD5,205,600円
GF3.5L V67人4WD5,400,000円
G2.5L直47人FF/2WD4,185,000円
G2.5L直47人4WD4,434,480円
X2.5L直48人4WD3,603,960円
X2.5L直48人FF/2WD3,354,480円
エグゼクティブラウンジS(ハイブリッド)2.5L直4+モーター7人E-Four7,508,160円
SR“Cパッケージ”(ハイブリッド)2.5L直4+モーター7人E-Four5,674,320円
SR(ハイブリッド)2.5L直4+モーター7人E-Four5,120,280円
S(ハイブリッド)2.5L直4+モーター7人E-Four4,610,520円
エグゼクティブラウンジS3.5L V67人FF/2WD7,183,080円
エグゼクティブラウンジS3.5L V67人4WD7,377,480円
SC3.5L V67人FF/2WD4,947,480円
SC3.5L V67人4WD5,140,800円
S“Cパッケージ”2.5L直47人FF/2WD4,362,120円
S“Cパッケージ”2.5L直47人4WD4,611,600円
S“Aパッケージ”2.5L直47人FF/2WD3,905,280円
S“Aパッケージ”2.5L直47人4WD4,154,760円
S2.5L直47人FF/2WD3,735,720円
S2.5L直48人FF/2WD3,692,520円
S2.5L直47人4WD3,986,280円
S2.5L直48人4WD3,943,080円

内装(インテリア)

標準ボディの場合、エグゼクティブラウンジ以外のグレードはガソリン車・ハイブリッド車ともに選べる内装色はフラクセンのみ。
エグゼクティブラウンジはブラックとフラクセンの2色から選択できます。

エアロボディの場合、エグゼクティブラウンジS以外のグレードはガソリン車・ハイブリッド車ともに選べる内装色はブラックのみ。
エグゼクティブラウンジSはブラックとブラック&ホワイトの2色から選択できます。

シート表皮はグレードによって、「プレミアムナッパ本革」「本革」「合成皮革」「ファブリック」となります。

グレード毎の内装色とシート表皮一覧

標準ボディ
グレード 内装色 シート表皮
X
X(ハイブリッド)
フラクセン ファブリック
G
G(ハイブリッド)
フラクセン 合成皮革
GF
G”Fパッケージ”(ハイブリッド)
フラクセン 本革
エグゼクティブラウンジ フラクセン
ブラック
プレミアムナッパ本革
エアロボディ
グレード 内装色 シート表皮
S
S(ハイブリッド)
S”Aパッケージ”
ブラック ファブリック
SR(ハイブリッド) ブラック 合成皮革
S”Cパッケージ”
SC
ブラック 合成皮革
本革*1
SR”Cパッケージ” ブラック 本革
エグゼクティブラウンジS
エグゼクティブラウンジS(ハイブリッド)
ブラック
ブラック&ホワイト
プレミアムナッパ本革

*1:メーカーオプション

ビジュアル

内装色:フラクセン、シート表皮:ファブリック

内装色:フラクセン、シート表皮:合成皮革

内装色:フラクセン、シート表皮:本革

内装色:フラクセン、シート表皮:プレミアムナッパ本革

内装色:ブラック、シート表皮:ファブリック

内装色:ブラック、シート表皮:合成皮革

内装色:ブラック、シート表皮:本革

内装色:ブラック、シート表皮:プレミアムナッパ本革

内装色:ブラック&ホワイト、シート表皮:プレミアムナッパ本革

内装色:フラクセン、シート表皮:ファブリック

内装色:フラクセン、シート表皮:合成皮革

内装色:フラクセン、シート表皮:本革

内装色:ブラック、シート表皮:ファブリック

内装色:ブラック、シート表皮:合成皮革

内装色:ブラック、シート表皮:本革

内装色:ブラック、シート表皮:プレミアムナッパ本革

運転席(インパネ&ステアリングホイール)

※(HV)はハイブリッド

グレード ビジュアル
X
X(HV)

本革巻き

本革巻き

メタルブラウンウッド+シルバー塗装

メタルブラウンウッド+シルバー塗装

G
GF
G(HV)
G”Fパッケージ”(HV)

本革巻き+メタルブラウンウッド
本革巻き+メタルブラウンウッド

メタルブラウンウッド+スパッタリング

メタルブラウンウッド+スパッタリング

エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジ(HV)

本革巻き+ブラウンオリーブ・アッシュバール木目調

本革巻き+ブラウンオリーブ・アッシュバール木目調

ブラウンオリーブ・アッシュバール木目調+スパッタリング

ブラウンオリーブ・アッシュバール木目調+スパッタリング

S
S(HV)
S“A パッケージ”

本革巻き

本革巻き

メタルウッド+シルバー塗装

メタルウッド+シルバー塗装

SC
S“C パッケージ”
SR(HV)
SR“C パッケージ”(HV)

本革巻き+メタルウッド

本革巻き+メタルウッド

メタルウッド+スパッタリング

メタルウッド+スパッタリング

エグゼクティブラウンジS
エグゼクティブラウンジS(HV)

本革巻き+シルバー木目調

本革巻き+シルバー木目調

シルバー木目調+スパッタリング

シルバー木目調+スパッタリング

オプティトロンメーター(自発光式メーター)

オプティトロンメーター(メーター照度コントロール付)は、エグゼクティブラウンジ専用、ハイブリッド車用、ガソリン車用(標準ボディ)、ガソリン車用(エアロボディ)の4種類です。

それぞれに専用の加飾やカラーリングを施し、くっきりとした見やすさと先進的な上質感を備えています。

エンジン ビジュアル
エグゼクティブラウンジ専用 エグゼクティブラウンジ専用(ハイブリッド車)オプティトロンメーター
ハイブリッド車用 ハイブリッド車用オプティトロンメーター
ガソリン車用(エアロボディ) ガソリン車(エアロ車用)オプティトロンメーター
ガソリン車用(標準ボディ) ガソリン車用オプティトロンメーター

外装(エクステリア)

ボディカラー

前モデルではグレード毎に選べる色が違いましたが、新型アルファードではグレードではなく、ボディタイプによって専用色が用意されています。
ボディの色は標準ボディ・エアロボディ共通の4色に、標準ボディ限定の1色、エアロボディ専用の2色を加えた7色展開となっています。

グレード ボディカラー
共通
ブラック

ブラック

グラファイトメタリック

グラファイトメタリック

ホワイトパールクリスタルシャイン

ホワイトパールクリスタルシャイン*1

ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク

ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク*1

標準ボディ専用色

スティールブロンドメタリック

スティールブロンドメタリック

エアロボディ専用色
ダークレッドマイカメタリック

ダークレッドマイカメタリック

スパークリングブラックパールクリスタルシャイン

スパークリングブラックパールクリスタルシャイン*1

*1:メーカーオプション32,400円

標準ボディとエアロボディ

前期モデルと同じく標準ボディとエアロボディがあります。
価格差は15万円ほどありますが、フロント、サイド、リヤに専用のエアロパーツが付き、スタイリッシュ差が増します。

特にフロントフェイスの印象はかなり変わります。

標準ボディ
フロントバンパー

フロントバンパー

リヤバンパー+LEDシーケンシャルターンランプ(リヤ)

リヤバンパー+LEDシーケンシャルターンランプ(リヤ)

エアロボディ
エアロ専用フロントバンパー

エアロ専用フロントバンパー

エアロ専用リヤバンパー+LEDシーケンシャルターンランプ(リヤ)

エアロ専用リヤバンパー+LEDシーケンシャルターンランプ(リヤ)

サイドマッドガード(メッキモール付)

サイドマッドガード(メッキモール付)

アルミホイール

アルミホイールは、標準ボディは16インチと17インチ、エアロタイプは17インチと18インチとなっています。

グレード アルミホイール
ガソリン エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジS

17インチ(スパッタリング塗装)

17インチ(スパッタリング塗装)

ハイブリッド エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジS
ガソリン GF
G

17インチ(ハイパークロームメタリック塗装)

17インチ(ハイパークロームメタリック塗装)

ハイブリッド G”Fパッケージ”
G
SR”Cパッケージ”
SR
S
ガソリン X

16インチ

16インチ

ハイブリッド X
ガソリン SC
S”Cパッケージ”

18インチ(切削光輝+ブラック塗装)

18インチ(切削光輝+ブラック塗装)

S”Aパッケージ”
S

18インチ

18インチ

コスパを重視したグレードの選び方のポイント

まず決めたいのは「エンジン種別・排気量」と「乗車人数」

まずはエンジンを選ぶ

アルファードには、ハイブリッドカーとガソリン車があり、ガソリン車はさらに2.5Lと3.5Lの2種類の排気量に分かれています。

まずはハイブリッドにするのか?ガソリンにするのか?
ガソリンにする場合、2.5Lにするのか?3.5Lにするのか?

ここを決めると選ぶグレードが絞られるので選択しやすくなります。
ハイブリッドかガソリン2.5Lかガソリン3.5Lか?というのを決めるポイントなどはちょっと長くなるので、以下ページで解説しています。

以下ページを見て、エンジンを決めたらまたこのページに戻ってきてください。

次に乗車人数を決める

アルファードは7人乗りか8人乗りか選択することができます。
とはいえ、高級ミニバンですので、7人乗りが主流で8人乗りに対応するグレードは限られてきます。

大家族などで毎回8人乗る!という場合は8人乗りを選択する以外ありませんが、7人乗り・8人乗りはシート形状が変わり、乗り心地・使い勝手が大きく変わってきます。

7人乗り・8人乗りそれぞれのメリット・デメリットや違いなどを比較して、どちらを選べばいいか以下ページで分かりやすく解説しています。

以下ページを見て、乗車人数を決めたらまたこのページに戻ってきてください。

上級グレードを狙うよりも下位・中級グレードにオプションで対応した方が割安。パッケージも活用したい。

アルファードは一番安いグレードの「2.5X(8人乗り)」で3,354,480円、一番高いグレードの「ハイブリッドエグゼクティブラウンジS」で7,508,160円と大きな差があります。

数百万円もの買い物をものともしないお金持ちの方ならとりあえず全部入りのエグゼクティブラウンジを選んでおけば問題ないですが、多くの方はできるだけお得に最高の買い物をしたいと考えているでしょう。

アルファードは上級グレードになればなるほど付いてくる装備や機能は立派になりますが、価格も大きく跳ね上がり、結果的に付いてくる装備や機能に対して割高な価格設定となっています。

ですので、闇雲にエグゼクティブラウンジなどの上級グレードを狙うよりも、あえて「X」や「S」などの下位グレードを購入し、必要な機能や装備をオプションで付けた方がお得です。

さらに、「S”Cパッケージ”」や「S”Aパッケージ”」等の「パッケージ」は追加される機能や装備の割に価格アップが抑えめで割安になっているのでお得です。

標準ボディとエアロボディはどっちがお得?

マイナーチェンジ前の3代目アルファード前期型の場合だと、標準ボディのグレードよりもエアロボディのグレードの方が装備内容が充実する割に価格アップが抑えめだったので、エアロボディを選ぶ方がお得でした。

ですが、マイナーチェンジ後の新型アルファードの場合、標準グレードとエアログレードがほぼ対になっており、同レベルのグレードの場合、装備内容にほぼ違いがなく、外装や内装の違いのみとなっています。

特にハイブリッドの場合は完全に対になっており、外装の専用エアロパーツや内装色など以外での装備内容での違いはありません。

標準ボディ エアロボディ 価格差
エグゼクティブラウンジ エグゼクティブラウンジS +150,120円
G”Fパッケージ” SR”Cパッケージ” +144,720円
G SR +144,720円
X(7人乗り) S +205,200円

ハイブリッドの場合、エアロの見た目にこれだけの価格差を支払う価値があるかどうかという好みの問題となってきます。

一方、ガソリン車の場合は、ある程度、対にはなっているものの装備内容に違いがあります。

標準ボディ エアロボディ 価格差
エグゼクティブラウンジ エグゼクティブラウンジS +150,120円
GF SC*1 +73,440円
S “Cパッケージ”*2 -455,760円
G S “Cパッケージ”*3 +91,800円
S”Aパッケージ”*4  –
X S(7人乗り)*5
S(8人乗り)*5
+381,240円
+338,040円
*1:
GFとSCの元々の価格差は-258,120円(4WDは-259,200円)ですが、GFでは標準装備となっている本革シート(読書灯・アクセサリーコンセント・快適温熱シート付き)をメーカーオプション(331,560円)で付けることにより、SCの方が+73,440円(4WDは+72,360円)となります。
さらにSCでは、18インチタイヤ&切削光輝+ブラック塗装アルミホイールとなっていて、これをGFと同じ17インチタイヤ&スパッタリング塗装アルミホイールに変えることで、-31,320円となり、価格差を+42,120円(4WDは41,040円)とすることもできます。
ですので、この価格差でエアロボディを選べるのはかなりお得と言えるので、GFとSCの一騎打ちだとSCに軍配が上がります。
*2:
S “CパッケージはGFとGの間に位置するようなグレードです。
GFはV6 3.5Lエンジン、S “Cパッケージは2.5L直4エンジンなので、元々の価格差はGFが843,480円(4WDは788,400円)高くなっています。
GFでは標準装備となっている本革シート(読書灯・アクセサリーコンセント・快適温熱シート付き)をメーカーオプション(331,560円)で付けて、さらに2WDの場合、アイドリングストップを56,160円で付けることにより、価格差が、455,760円(4WDは456,840円)となります。
これで、エンジン以外の装備内容はほぼ同じなので、この価格差はV6 3.5Lエンジンを選ぶか、2.5L+エアロを選ぶかということになります。
*3:
GとS “Cパッケージの価格差は、S “Cパッケージが177,120円高くなっています。
S “Cパッケージでは標準装備となっている「ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能」を、Gにメーカーオプション(54,000円)で取り付け、S “Cパッケージに標準装備となっている「18インチタイヤ&切削光輝+ブラック塗装アルミホイール」を、Gと同じ「17インチタイヤ&スパッタリング塗装アルミホイール(-31,320円)」にすると、価格差が91,800円となります。
S “Cパッケージでは、2列目がエグゼクティブパワーシートに対して、Gだとリラックスキャプテンシートとなっており、ここの変更はできませんので、エアロ+エグゼクティブパワーシートに91,800円を出すかどうかが選ぶポイントとなります。
*4:
S”Aパッケージ”は少し特殊なグレードで、標準ボディで対になっているグレードはありません。
グレードの順番で言えば、「X」→「S」→「S”Aパッケージ”」→「G」→「S “Cパッケージ”」という感じで、Sとの価格差は+169,560円です。
この価格差で、全グレードの中で、S”Aパッケージ”にしかついていない「助手席スーパーロングスライドシート」を装備し、助手席オットマン(マニュアル)も標準装備、Sではメーカーオプション(66,960円)となっているワンタッチスイッチ付き両側パワースライドドアを標準装備するなど、かなりコスパの良いグレードとなっています。
*5:
エアロパーツ以外でのXとSの装備の違いは、Sは18インチであること、ナノイーがついていること、運転席&助手席の窓がスーパーUVカットであること(XはUVカット)、S(7人乗り)は2列目がリラックスキャプテンシートであることくらいです。
それで30万円以上の価格差はちょっと意味不明です。
ガソリン車の8人乗りならSよりもX、7人乗りでもSを狙うなら一つ上のS”Aパッケージ”を検討した方が良いです。

おすすめグレード

予算や好みにもよりますが、ここでは私がおすすめするグレードを紹介したいと思います。

ハイブリッド 7人乗りで選ぶ場合

ハイブリッドの場合、標準ボディとエアロボディとの違いは選べるボディカラーとエアロパーツくらいしかありません。
「エアロボディしか選べないダークレッドマイカメタリックが欲しい!」等、どうしてもエアロボディが良い理由があるなら仕方ありませんが、コスパを重視するなら「標準ボディとエアロボディはどっちがお得?」でも書いたように標準ボディがオススメです。

ハイブリッドの場合、ベースグレードの「X」でも7人乗りが選べるのでおすすめグレードは「X(4,405,320円)」と「G(4,975,560円)」です。
上級グレードである「G」との価格差は570,240円です。

その価格差を埋めるだけの差が「X」と「G」にあるのか?がどちらを選ぶべきか決めるポイントとなります。

そこで「X」と「G」で主要装備・機能を比較してみます。

○:標準装備 △:メーカーオプション ×:選択不可

※GにあってXにはない機能・装備を中心に抽出しています。

主要装備 X G
タイヤ&ホイール 16インチ 17インチタイヤ&ハイパークロームメタリック塗装アルミホイール
後席用サンシェード ×
オートワイパー(雨滴感知式) ×
アダプティブハイビームシステム(AHS)
3眼LEDヘッドランプ
LEDクリアランスランプ
LEDシーケンシャルターンランプ
LEDコーナリングランプ
×
(115,560円)
シート表皮 ファブリック 合成皮革
運転席 6ウェイマニュアルシート 8ウェイパワーシート
助手席 4ウェイマニュアルシート
オットマン(マニュアル)
4ウェイパワーシート
オットマン(パワー)
2列目リラックスキャプテンシート
コンソールボックス 大型スタンダード 大型ハイグレード
スマートエントリー
ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能
パワーバックドア
×
(54,000円)
両側パワースライドドア

以上を見てみると、オートワイパー、後席サンシェードなど細かい快適性の装備の違いはありますが、大きなところで言うと、

  • フロントシート(運転席&助手席)のスライド&リクライニングがパワーかマニュアルか
  • アダプティブハイビームシステム(AHS)、3眼LEDヘッドランプ、LEDシーケンシャルターンランプなどヘッドランプをグレードアップできるか不可か
  • シートの素材がファブリックか合成皮革か
  • ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能&パワーバックドアをオプション追加可能か不可か

このあたりが考慮すべきポイントとなってきます。

高級ミニバンなのでスライド&リクライニングの電動は欲しいなあと思ったりしますが、2列目は「X」「G」ともリラックスキャプテンシートとなりマニュアルです。
2列目も電動になるエグゼクティブパワーシートにしようとするとさらに上級グレードのG”Fパッケージ”(5,529,600円)かエアログレードの上級パッケージSR”Cパッケージ”(5,674,320円)となり大幅に価格アップします。

「できるだけ安くハイブリッドの高級ミニバンを手に入れたい!」なら「X」、
「せっかくの高級ミニバンなので、電動スライド&リクライニングや内装にももうちょっと高級感が欲しい!」という場合は「G」を選ぶといいでしょう。

ガソリン2.5L 7人乗りで選ぶ場合

ガソリン車2.5Lの場合、ベースグレードの「X」は8人乗りしか選べないので、エアログレードの「S(3,735,720円)」を検討したいところですが、「X」と「S」の比較でも書いたように「S」は付いている装備の割に割高感が否めません。

ですのでガソリン2.5L 7人乗りで選ぶ場合は、「S“Aパッケージ”(3,905,280円)」「G(4,185,000円)」「S”Cパッケージ”(4,362,120円)」の三つ巴の比較となります。

○:標準装備 △:メーカーオプション ×:選択不可

機能・装備 S”Cパッケージ” G S“Aパッケージ”
価格差 +177,120円 -279,720円
タイヤ&ホイール 18インチタイヤ&切削光輝+ブラック塗装アルミホイール 17インチタイヤ&ハイパークロームメタリック塗装アルミホイール 18インチ
フロントガラス UV・IRカット UVカット
後席用サンシェード ×
オートワイパー(雨滴感知式) ×
アダプティブハイビームシステム(AHS)
3眼LEDヘッドランプ
LEDクリアランスランプ
LEDシーケンシャルターンランプ
LEDコーナリングランプ
△(115,560円) ×
シート表皮 合成皮革 ファブリック
運転席&助手席 8ウェイパワーシート 6ウェイマニュアルシート
助手席 4ウェイパワーシートパワーオットマン 4ウェイマニュアルシート
マニュアルオットマン
助手席スーパーロングスライド ×
2列目 エグゼクティブパワーシート リラックスキャプテンシート リラックスキャプテンシート(
エクストラロングラゲージモード付き)
コンソールボックス 大型ハイグレード ハイグレード
スマートエントリー
ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能
パワーバックドア

(54,000円)
×

コスパを重視するならS”Aパッケージ”で決まりですが。せっかくの高級ミニバンなので、電動シートや新機能のLEDシーケンシャルランプも付けたい!という場合は、「G」か「S”Cパッケージ”」となります。

「G」か「S”Cパッケージ”」のどちらがオススメかは「GとS”Cパッケージ”の比較」で書いてあります。

まとめ

以上、新型アルファード30系後期型のグレードごとの特徴や機能、装備の違いと選び方のポイントやおすすめグレードについて解説しました。

アルファードは新車で買うとなると選択肢が非常に多くて悩ましいですが、その分、あれやこれやと検討するのも楽しいので、ぜひ色々と比較検討しながらアルファードの購入体験を楽しんでください。

参考資料

新型アルファード主要諸元表(PDF)

新型アルファード主要装備一覧表(PDF)

新型アルファードグレード別主な標準装備表(PDF)

新型アルファード内外配色一覧表(PDF)

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