新型アルファードの最新値引き動向と、失敗しない値引き交渉マニュアルを掲載しています。
アルファードを安く買うための手順を初心者にも分かりやすく解説しています。
2018年1月のアルファード値引き動向
値引き額推移グラフ
Powered by TSBA.mobi GoogleGraph Wordpress plugin
2018年1月の値引き相場
平均値引き額 | 18万円 |
限界値引き額 | 30万円超 |
目標値引き額 | 20万円 |
※車両本体価格+オプションからの値引き合算
現行のアルファードは2018年1月8日にビッグマイナーチェンジが実施され、新型である3代目アルファード後期型が発売されたばかりとなっています。
新型が出たばかりということもあり、ディーラーは値引きには強気でくるので値引き交渉は難しい時期となっています。
ただし、1月からの初売りセールや、3月の年度末に向けての決算セールなど、車がもっとも売れる時期でもあります。
値引きは難しいタイミングではありますが、なんとか最低でも10万円以上、できれば20万円程度の値引きは引き出したいところです。
今後の値引き予測
3月くらいまでは新型が出たばかりということもあり、値引きは厳しい時期が続くでしょうが、2~3ヶ月経てば一気に緩くなってくるので、急がない場合は、今の時期ではなく、もうちょっと落ち着いてから交渉を開始した方がいいでしょう。
値引き交渉が苦手な方は特にいまの時期は避けて、夏のボーナス時期前くらいから動き始めて9月納車くらいを目指すといいかもしれません。
納期
2018年1月の納期予測は、約2ヶ月~3ヶ月(3月下旬~5月上旬の納車)となっています。
納期についてもっと詳しくは下記をご覧ください。
狙い目グレード
グレードの違いや選び方、おすすめのグレードは下記を参考にしてください。
ディーラーに行く前の事前準備
最大値引きをゲットしたいなら何の事前準備もせずにいきなりディーラーに行ってはいけません。
まずはこちらに書いてある手順を実行してから向かうようにしましょう。
車の値引き交渉のキホンを知る
ディーラーで新車を買うのが初めてという初心者の方はまずは以下ページを見て、自動車の値引き交渉のキホンを知ってください。
グレードやオプションは事前にある程度絞り込んでおく
カタログを取り寄せたり、インターネットで調べたり、ディーラーに行って試乗したり相談したりして、欲しいグレードやオプションは値引き交渉を始める前にある程度、絞り込んでおくようにしましょう。
商談を始めてからグレードやオプション選びをしていると商談に時間がかかってしまい、営業マンも疲れてしまいます。
下取り車の買取相場を確認
下取り車の買取相場は「かんたん車査定ガイド」で調べることができます。
値引き交渉は、車両本体価格からの値引き、メーカーオプション&ディーラーオプションからの値引き、そして、下取り車の査定価格の3点で行うことが基本です。
下取り車の査定価格をアップしてもらえば実質的に値引きを増やしてもらったことと同じですからね。
ディーラーの営業マンもそれを分かっているので、値引き交渉時には下取り車の査定も含めた価格で値引きを提示してきます。
「これ以上の値引きは厳しいので、代わりに下取り車の査定額をアップします!」
「こちらの下取り車だと50万円が限界ですけど、特別に20万円アップの70万円で下取りします!」
と言った感じです。
一見お得そうですが、これは最初に査定額を低めに出しておいて、後からアップしたように見せかける営業マンの交渉テクニックです。
こんな場合でも事前に中古車相場に合った適正な価格なのかどうかを知っていれば、ディーラーでの下取り査定額との比較が簡単にできます。
こんな感じで入力してすぐに画面上にだいたいの買取相場価格が表示されます。
そのまま最大10社の中古車買い取り店へ一括で査定依頼が出せるので非常に便利です。
また、一括査定に出すことで買い取り店同士で競争しあうので、ディーラーに下取りに出すよりも、高額査定も期待できます。
ライバル車をピックアップ
アルファードはLLクラスミニバンでライバル不在と言われるほど人気と実力のある車種なので、下手に日産エルグランド、ホンダオデッセイなどをぶつけてもうまく値引きを引き出せないことも多いです。
ですので、一番有効なのは、兄弟車であるヴェルファイアです。
アルファードとヴェルファイアは外観が違うだけで、性能や装備、グレード構成、価格までほぼ同じですので、「値引きを頑張らないとヴェルファイアに持って行かれてしまう!」と思わせることができます。
また、アルファードとヴェルファイアだとどちらかといえば、ヴェルファイアの方が値引きが緩いので、「ヴェルファイアならこれだけ値引いてくれた!」とぶつけることが可能です。
ほかには、交渉の行方や選択グレード等によっては、日産エルグランド、オデッセイハイブリッド、メルセデスベンツVクラスなどをライバル車に加えてもいいでしょう。
ヴェルファイア | |
日産 エルグランド | |
ホンダ オデッセイ | |
メルセデスベンツ Vクラス |
競合店をピックアップ
アルファードはトヨペット店のみでの専売となっています。
[参考)トヨペット店とかネッツ店とかトヨタディーラーの種類ごとの違いって何?]
トヨペット店は1都府県に1資本となっていて、同じ都府県にあるトヨペット店はすべて同じ系列の会社が運営しているため、同じ都府県内のトヨペット店同士での競合はできません。(北海道のみ複数系列あり。)
ヴェルファイアはネッツ店のみの専売となっています。
ネッツ店は都府県によっては同じ県内に複数の会社が販売店を持っている地域もあるので、住んでいる地域によってはネッツ店同士の競合もできます。
ですので、まずはアルファードのトヨペット店を1店舗、ヴェルファイアのネッツ店を1~3店舗リストアップしましょう。
別の都府県のトヨペットまで含めれば経営する会社が変わるため競合は可能となりますが、よほど県境に住んでいるとかでない限りやめておいた方が無難です。
(理由については:越境って実際どうなの?(作成中))
もし、トヨペット1店舗、ネッツ1~3店舗リストアップして、まだ余力があるなら、日産(エルグランド)、ホンダカーズ(オデッセイ)、メルセデス・ベンツ(Vクラス)の近隣店舗もピックアップしてもよいでしょう。
失敗しない!アルファードの値引き交渉マニュアル
アルファードの値引き交渉に必要な日数は3日が基本です。
もちろん3日間続けてではなく、1日目と2日目の間には1週間程度あけて、2日目と3日目は週末の土日などで連続した日にするのがポイントです。
ですので、交渉期間としては1~2週間程度ですね。
序盤の値引き交渉マニュアル
トヨペット店での初回商談
まずはアルファードのトヨペット店へ向かいます。
できれば試乗予約をしてから来店した方が確実に試乗できるのでスムーズです。
初回の来店では特に値引きしてもらうぞ!などと気張らずに、展示車や試乗車のアルファードをじっくり楽しむことに専念しましょう。
外観や内装、試乗した感じなどカタログやWEBで見ているだけではなかなか分からない生の感触を味わいましょう。
営業担当には、納期の予想やグレードごとの違いや売れ筋、内装や装備などの機能の説明など色々聞いてみましょう。
この間に、他にも気になる車種があって迷っていることをさりげなく伝えておきましょう。
具体的にヴェルファイアやエルグランド等とライバル車としてピックアップした車種名を出してOKです。
逆にアルファードが本命ということは言わないようにしましょう。
本命と知られてしまうとそんなに値引きを頑張らなくても結局はアルファードを買うだろうと思われてしまいます。
また、同様の理由で予算についても具体的には伝えないようにしましょう。
予算を知らせてしまうとその予算内ギリギリまでで値引きを抑えられてしまう可能性があります。
「安ければ安いほどうれしいッス(笑)」「値引き頑張ってください!(笑)」などと言って流しておきましょう。
そのうち、「では一度お見積もりを出してみましょうか?」という話になりますので、見積書を出してもらいましょう。
見積書を出してもらったら、「けっこうしますね~(´-ω-`)」と言った感じで値段がネック・・・みたいな雰囲気を出しつつ、では今日はこのへんで・・・。と軽めの商談で切り上げましょう。
トヨペット店の初回交渉でのポイント
- アルファードが本命であることは伝えない
- 予算も具体的な金額は伝えない
ネッツ店Aへ
こちらもアルファードと同様に事前に試乗予約をしておいた方がいいでしょう。
値引き交渉をうまくいかせるコツはたとえ本命車じゃなかったとしても、本命車と同様に実車を入念にチェックして試乗して「こっちでもいいかもな~」と本気で悩むことです。
そうすれば「本気で迷っている」ということが営業マンにも伝わり、なんとかこっちを買ってもらいたいと値引きも頑張ってくれます。
逆に途中で気が変わって「ヴェルファイアの方がやっぱりいいかも・・・。」と本命に変えてもいいわけです。
ポイントとしては、「アルファードに傾いてたんだけど、あんまり値引きが思ったり出なくて、実車を見てみた感じヴェルファイアもいいですね!」と、良い条件が出れば買うかも?と思わせるようにしましょう。
「アルファードと迷っている」、「値引きを頑張って欲しい」の2点を伝えて見積もりを出してもらいます。
ネッツ店Aの初回交渉でのポイント
- ヴェルファイアも本気で検討してみよう
- アルファードのときよりは値引きして欲しい感を強く出していきましょう
日産へ
トヨペット店、ネッツ店Aへ行ってまだ余力があれば、日産にエルグランドを見に行ってもいいでしょう。
また、トヨペット店、ネッツ店Aでの初回交渉で好条件の見積書を出してくれればいいですが、アルファードもヴェルファイアも人気車ですので、営業担当もなかなか強気のケースもあります。
その場合、交渉にエルグランドを加えるといいでしょう。
エルグランドはアルファード/ヴェルファイア登場以前はLLクラスの高級ミニバンクラスで名を馳せていましたが、現在はアル/ヴェルに大きく水をあけられています。
また、現行の3代目エルグランドは、2010年8月にフルモデルチェンジして以来、7年目のモデル末期となっており、2018年にはフルモデルチェンジが予想されています。
このような事情もあり、特にこちらから値引きを要求しなくても30万円以上の値引きを提示してくれるようなケースもあり、値引きに関してはアル/ヴェルよりもかなり期待できます。
ですので、本命はアル/ヴェルだけど、値段次第ではエルグランドも検討していると伝えて値引きを頑張ってもらいましょう。
ただし、エルグランドにはハイブリッド車はありませんので、アルファードハイブリッドを検討している場合にはライバル車にはなりませんので注意しましょう。
(参考:アルファードのグレード別ライバル車設定表)
アルファードハイブリッドの場合は、オデッセイハイブリッドや、クリーンディーゼルのメルセデスベンツVクラスなどを3車種目のライバル車に加えましょう。
日産での初回交渉でのポイント
- 強気でガンガン初回から値引きを引っ張り出しましょう
ネッツ店Bへ
ネッツ店A、日産でなかなかの好条件が出ればそれでOKですが、それほどでもない場合、別系列のネッツ店Bへ行くのもいいでしょう。
県によっては1県に1会社しかないのでその場合はネッツ店Aのみで頑張りましょう。
ネッツ店Bでは、「トヨペット、ネッツ店Aではこんな感じなんだけど、もっといけない?」という感じで強気でグイグイ押していきましょう。
ネッツ店Bでの初回交渉でのポイント
- 同じ系列会社のネッツ店へ間違っていってしまわないように注意
- 強気でガンガン初回から値引きを引っ張り出しましょう
中盤の値引き交渉マニュアル
電話がかかってきたら?
1回目の商談でディーラーのセールスマンが「この人は本気で買うお客だ!」と思ったなら、近日中に「その後、ご検討いただけましたでしょうか?」といった感じで電話がかかってくるハズです。
本命のトヨペット店(アルファード)からTELがあった場合は、「ネッツ店(ヴェルファイア)(もしくは日産(エルグランド))の値引きが良かったので正直迷ってます。もう少し良い条件は出ませんか?」とストレートに値引きUPを要求しましょう。
それに対して、「分かりました!では○○円ではいかがでしょうか?」や「これ以上は厳しいので店長と相談させていただきます。」など色々な返答がありますので、「近日中にまた来店させていただくので、それまでにいい条件を出しておいてください♪」といっておき来店日時の約束をしておきましょう。
条件のぶつけ合い
ネッツ店A、ネッツ店B、日産で出た条件をトヨペット店へぶつけて、さらなる値引きをお願いしましょう。
車両本体価格、下取り車の査定額、オプション価格、諸費用、それぞれの項目について「なんとかもうちょっと安くならない?」とグイグイ押していきましょう。
初心者の方や気の優しい方だとなかなか強気で値引きを要求するのに気が引けるかもしれませんが、何も恥ずかしいことではありません。
ここで一言「値引きしてください!」と言うだけで、汗水垂らして働いて得た大事な丙s432丙あお金が数万円~数十万円単位で変わってくるのです。
頑張りましょう。
とはいえ、どこまで頑張ればいいのか加減が分からないと、やりすぎて営業マンに嫌われてしまうリスクもあるので、目安としては、「アルファード目標値引き額」の80%くらいの値引きを引き出せればOKでしょう。
もしくは営業マンから「じゃあ特別に、今日決めてくれたらここまで値引けます。」というセリフが出れば十分です。
ここまでいけば、「では今日の夜、家族と相談して、明日お返事に伺います。」と言って、一旦、商談を切り上げましょう。
そしてトヨペット店で出た値引き条件を持って、ネッツ店、日産へも行って同様の交渉もします。
3回目の交渉
3回目の交渉では印鑑を持っていきましょう。
そして担当者に「今日は契約するつもりで来ました。」とはんこを見せましょう。
かといってすぐにはんこを押してはいけません。
「見た目的にはアルファードの方が気に入っているのですが、ヴェルファイアの値引きが○○円してくれると言われてて正直迷ってます。」
などと、まだ迷っていることを伝えて、最後の値引きを引き出しましょう。
いっそ、「総額○○円にしてくれればこの場で決めます!」などと金額を指定しまってもOKです。
そうすれば、
「分かりました!それでやります!」
「ちょっと上司(店長)に相談してきます。」
「それはちょっと厳しいので、○○円ではいかがでしょうか?」
「これ以上の現金値引きは難しいので、オプションサービスや諸費用○○円カットでいかがでしょうか?」
など色々なリアクションがあるはずです。
ここまでのセリフを引き出せたら値引き交渉は合格としていいでしょう。
あとは、はんこを押す直前に、ガソリン満タン納車や端数カット、できれば書庫証明の代行手数料カットなどもお願いするのも忘れずに。
コメント