トヨタ プリウスのすべて

プリウスってどんなクルマ?

初代モデルの登場

プリウスの車名の由来はラテン語で「PRIUS(~に先駆けて)」から来ています。
さらに、アルファベットそれぞれにも意味を持たせており、Pはプレゼンス(存在感)、Rはラディカル(技術的革新)、Iはアイデアル(理想)、Uはユニティ(調和)、Sはソフィスケート(洗練)とされています。

初代プリウスは、「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズともに、世界初の量産ハイブリッド専用車(スプリット方式)として、1997年12月に登場しました。

初代モデルは、排気量1500CC、5ナンバーのセダンボディとなっており、徹底的に軽量化にこだわった車であったのが特徴です。
ホイールも高級車に使われている鍛造ホイールなどが標準で装備されていました。

この初代プリウスの燃費は10・15モードで28km/Lと当時としては驚異的な数値を誇っていました。

2代目モデル

2003年9月1日に最初のフルモデルチェンジをした2代目モデルから、5ナンバーセダン型から3ナンバーのハッチバック型ボディに変更され、このボディスタイルが現行モデルである4代目まで踏襲されています。

ボディサイズが大きくなったもののハイブリッドシステムの向上等により、燃費は10・15モードで35.5km/Lと大幅に向上しています。

3代目モデル

3代目プリウスは2009年5月18日に発売されました。
この時期ちょうど原油価格が大幅に上昇していた時期でもあり、ガソリン代の高騰に不満をいただいてユーザーの支持を集めました。
この3代目プリウスからトヨタを代表する人気モデルとなったのです。

ボディスタイルには2代目からそれほど大きな変化はありませんでしたが、3代目プリウスは排気量が1800CCに拡大され、大幅にパワーアップしました。
2代目までのプリウスはパワー不足が指摘されていましたが、これが解消され今までセダンに乗っていた人が燃費の良いプリウスに乗り換えるようになりました。

当時の10・15モード燃費で38.0km/L(JC08モードで32.6km)と燃費面でさらに向上し、当時競合関係にあったホンダのインサイトに対抗するため、先代モデルよりも低価格化したこともあり、爆発的な大ヒットとなりました。

現行モデル(4代目)

現行モデルとなる4代目は20015年12月9日に発売されました。

エクステリアデザインは、先代までと比べるとややセダンやクーペ的なトランクのある外見に近づき、細長いテールランプや独特のヘッドライト、後部のガラス配置など大変未来的なものとなりました。

2016年12月に発売された世界戦略SUV「C-HR」にも採用されている、トヨタの新プラットフォーム「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー (TNGA) 」が採用された第1号が4代目プリウスです。

これにより乗り心地や運転のしやすさ、乗り心地の良さなどがこれまでとは比べものにならないほど向上しています。

燃費はJC08モードで最高40.8km/Lを記録。
衝突回避パッケージのToyota Safety Sense Pを搭載し安全面も大幅に向上しています。

競合するハイブリッド車が多くある中で、燃費においても走りや上質さ、安全性においてもワンランク上の車に仕上がっていることは否定できないはずです。

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