ハッチバックの特徴とメリット・デメリット

ハッチバックとは、セダンのように、エンジンルーム・居住スペース・トランクルームと3つの空間に分かれた3BOXタイプの形状から、トランクルームと居住スペースを一体化し、跳ね上げ式のドアで開閉するようにし、大きい荷物や長い荷物も乗せられるようにして、実用性を高めたボディタイプのことをいいます。

エンジンルームと居住スペース&荷室の2つの空間に分かれていることから、2BOXとも言われます。
ドア数は現在はハッチも含めると5ドアが主流になっています。

後ろの座席を倒すことで、荷室スペースを広げ、さらに多くの荷物を載せられるようになっているタイプもあります。

実用性が非常に高いので、年齢層・性別を問わず人気のタイプとなっています。

エンジンルーム・居住スペース・トランクルームと3つの空間に分かれた3BOXタイプよりも実用性に優れていますが、後部座席と荷室との間に仕切りがないため、後部から追突された場合などの耐性が低いという問題点もあります。

ホンダ フィットや日産マーチなどに代表されるコンパクトカーはほぼすべてがハッチバックを採用していますし、ハイブリッド車で人気のプリウスなどもハッチバックを採用しています。
また、ワゴンRやダイハツ ムーブなども収納スペースは広いとは言いがたいですが、カタチ的にはハッチバックという分類になります。

軽自動車やコンパクトカーなどの比較的小さな車体のハッチバックタイプから、プリウスなどセダンからハッチバックに移行していったもの、レクサス CTやBMW1シリーズなど高級車のハッチバックタイプなど、一言でハッチバックといっても、色々な車種がありますので、注意が必要です。

ハッチバックのメリット

荷室と居住空間をフレキシブルに利用できるので、大きな荷物や長い荷物でも乗せることができる。
トランクと違って、クルマを停車しなくても、後方の荷物を取ることができる。

ハッチバックのデメリット

セダンと比較すると、静音性に劣る。
たくさん人が乗ると、一気に荷室スペースが狭くなる。
ハッチを開けるには後方にそこそこスペースが必要なので、狭い駐車場などでは一度前に出す必要がある。

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